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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:アメリカ映画
2005年 アメリカ トム・ウェリング マギー・グレイス ラデ・シェルベッジア デレイ・デイヴィス ストーリーは、かつての怨念を抱えて霧と共に現われる死霊が港の町を恐怖に陥れていく。小さな港町、アントニオ・ベイ。およそ100年前、霧に包まれたこの町の沖合で、一隻の快速帆船が難破し、クルーと乗客が犠牲となった――。そして現在、ひょんなことから忌まわしき犯罪の封印が解かれ、放たれた怨霊は復讐を果たすべく霧に乗ってアントニオ・ベイへと押し寄せるのだった…。 鬼才ジョン・カーペンター監督が80年に製作した同名ホラーを、【スティグマータ/聖痕】のルパート・ウェインライト監督でリメイクしたのが本作です。 はっきり言ってリメイクした理由がこの映画を観る限り理解出来なかったです。 オリジナルはカーペンター監督にしては地味な内容やったけど、それでも怖さが伝わってきた映画でした。 それにくらべこのリメイク版は全然怖さが伝わってこないんですよ。 途中で眠気まで襲ってくるホラーって珍しいです。 白い霧が眠気を誘って何度も落ちそうになりました。 100年前の恨みを晴らすためにアントニオ・ベイを襲うのですが、その恨みを抱く過程をもっと詳しく描いた方がよかったのかも。 大切なシーンやから一応説明映像はあるけどもっともっと強調してたら少しはマシな映画になったはず。 まぁ~怨霊たちが襲うのは自分達を騙した奴らの子孫達やけど、何も知らないこの子孫達にすればメチャクチャ迷惑な話ですよね(笑)。 理由も分からず殺されていく人も多々いてるし、理由が分かったところで理不尽すぎますよね。 この映画は霧がポイントなんやけど、その霧もいかされてなくただの煙幕って感じでした。 タイトルからして霧の映画やのに、もっと丁重に作ってほしかったです。 それと怨霊達の恨みって軽いもんやなって思わせるラストも最悪でした。 そうそう【LOST】のシャノン役をしてたマギー・グレイスがヒロインなんですが、この人も映画ではあまり魅力がないです。 ホラー映画ってヒロインも大切やと思うけど、かなりイマイチでした。 【LOST】の時は役柄もあるやろうけど良かったのに。 まぁ~結論からして何でもかんでもリメイクすればいいってものではないです。 特にオリジナルを超える要素がないリメイクは最低です。 いくらハリウッドがネタ不足やからと言っても少し考えてほしいですね。 評価(1.6) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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