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テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:邦画
2006年 日本 草なぎ剛 柴咲コウ 豊川悦司 大地真央 石坂浩二 ある深海調査に参加した潜水艇《わだつみ6500》のパイロット・小野寺俊夫は、そこで驚愕の事実を知る。海底プレートの急速な沈降で、日本列島が1年後に沈没するというのだ。調査を指揮した地球科学の田所博士は日本の危機を訴えるが、学会は全く耳を貸そうとしなかった。しかし、内閣総理大臣・山本尚之は事態を重く受け止め、危機管理担当大臣を置き、日本人の避難先確保に動き出す。時を待たず、地殻変動の波が日本列島を次々と襲い、犠牲者が増大する。そんな中、小野寺は、ハイパーレスキュー隊員の阿部玲子と出会う。 日本沈没ってこの温暖化が急激に進む中、映画の中の話っていう風には割り切れなかったです。 人類がこれだけ地球を傷つけてる以上、いつか手痛いしっぺ返しを喰らうと思います。 この映画なんですが、とにかくCGは日本映画にしては凄く頑張ったと思う。 津波のシーンや火山の噴火のシーンなどは結構リアルでしたよ。 でもねCGに力を入れすぎた分、内容が少し疎かになってました。 映画って決められた時間内に全てを描くってのは不可能に近いけど、この映画の場合主人公の草なぎと柴崎コウの背景が薄っぺらすぎます。 出会ってお互い仕事に精を出してる時に、いつの間にか付き合ってるし・・・。 こんなしょぼい恋愛シーンなら別になくても良かったのではって思ってしまいましたよ。 それと日本全国でたくさんの人達が犠牲になってるのに、この主人公の周りだけは世界が違うみたいでしたよ。 そんな事してる暇はないやろってツッコミたくなりました。 なぜか緊迫感がないし深刻さが観てる方に全然伝わってきませんでした。 映画の中で政治家達が人の命よりも国宝を大切に扱うシーンには腹が立ちましたよ。 実際、今の政治化でどれだけの人がこういう緊急事態に対処出来るんでしょうね。 ほとんどの政治家は我先に逃げまとうと思います。 仮に日本が沈没するような状況になった時に、どれだけの国が日本人を受け入れてくれるんでしょうね。 難民のようになってしまう日本人・・・。 こういう事態が起こったときに諸外国が喜んで助けてくれるような外交をしてて欲しいものです。 それと何と言っても主題歌がこの映画に全然あってないって思った。 なんかこの主題歌が流れてくるだけで違和感がありましたよ。 みなさんも観る事があったらこの主題歌についての感想を教えて下さいね。 大阪が水に沈んでるシーンを観るとちょっと悲しかったです。 評価(2.5) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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