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テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:アメリカ映画
2006年 アメリカ コリン・ファレル ジェイミー・フォックス コン・リー ストーリーは、マイアミ警察の特捜課(バイス)で働く刑事コンビ、ソニー・クロケットとリカルド・タブス。彼らは潜入捜査官として犯罪組織の中に深く潜り込む危険な任務に挑み続けていた。そんなある日、FBIなど合衆国司法機関が行なっていた合同捜査の極秘情報がドラッグ密輸コネクションに漏洩してしまう。合同捜査に従事していた関係者全員の命が危険に晒される中、合同捜査と関係のないクロケットとタブスのコンビに情報の漏洩ルートを突き止める重要な任務が託される。そこで2人は南米の危険地帯に乗り込み、北米のドラッグ・ディーラーになりすますと、さっそく犯罪組織への接触を開始するのだったが…。 80年代に爆発的な人気を博したテレビドラマ【マイアミ・バイス】をリメイクした本作。 当時その製作総指揮を務めていた【コラテラル】【インサイダー】のマイケル・マン監督自ら映画化したクライム・サスペンス。 みなさんテレビ版の【マイアミ・バイス】は観てましたか? あつぼうは凄くハマって観てたんですよ。 そしてドン・ジョンソンの渋さに憧れてました。 だからそのドン・ジョンソンが演じてたソニーをコリン・ファレルが演じるってどうかなって思いながら観たけど、案の定コリン・ファレルの演じるソニーには最初から最後まで違和感がありました。 あつぼうは以前にも書いたけどコリン・ファレルの事は凄く評価してるんですよ。 演技も巧いし存在感もあるし・・・でもこのソニーだけは許せないです。 今思うとソニー役ってドン・ジョンソン以外の俳優が演じても魅力がないんですよね。 それとジェイミー・フォックスですが、存在感がありすぎです。 どちらかというとソニーを惹きたてなければならないのに、演技が巧すぎて主役をくってしまう勢いでしたよ。 さすがアカデミー俳優です。 さて内容なんですが、潜入捜査が話しの軸になるのですが、こういう渋い演出はマイケル・マン監督の得意分野ですよね。 この静かでありながら淡々と進んでいく雰囲気っていうのは潜入捜査官の緊張感が伝わってきますね。 まぁ~正体がばれた時は死を意味しますからね。 でもね【フェイク】などのように緊張感が続かないんですよ。 観ていて手に汗を握る展開はいいですよ。でもねマイケル・マンの悪いところは、この緊張感が張りつめた中に無意味に長いベッドシーンを入れてしまうんですよね。 もうそこで一気に緊張の糸が切れてしまってトーンダウンです。 この映画のラブシーンって本当に長く感じてしまうんですよ。 10分以上はあったかな・・・。 麻薬の取引などは暗い場所でおこなわれる事が多いので、この映画も暗闇の中で行動するシーンが多いです。 だから結構人の細かい動きなどが観にくいんですよ。 これは電気をつけても消しても同じでした。 同じ暗闇を撮影するにしても他の撮影方法で観てる人に観やすくしてほしかったです。 映画で流れてる音楽は良かったですよ。 それと銃撃戦も迫力があって良かったです。 でもストーリーは全然良くなかったって思いました。 安易なリメークの失敗作と言っても過言ではないですね。 アメリカでさほどヒットしなかったのが観ると分かりますよ。 リメイクとして観ずにオリジナル映画として観ればもう少し評価出来るのかも。 評価(2.4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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