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テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:イギリス映画
2005年 イギリス シャウナ・マクドナルド ナタリー・メンドーサ アレックス・リード サスキア・マルダー ストーリーは、冒険好きのサラは、一年前の交通事故で愛する夫と娘を失ったショックからいまだ立ち直れずにいた。そんな彼女を励まそうと、友人たちが冒険旅行に誘う。リーダーのジュノが企画したのはアメリカのアパラチア山脈奥地の地下洞窟探検。参加したのはサラとジュノを含め女性ばかりの6人。ロープを伝って穴の中へと降りていく一行。最初は順調だったが、突然の崩落事故で出口をふさがれてしまう。さらに悪いことに、功名心にはやるジュノは皆に内緒で前人未踏の洞窟を選んでいたのだった。地図もなく、捜索隊も期待できないことを知った彼女たちは、別の出口を見つけるため迷路の中を進んでいくのだったが…。 あつぼうは夜の病院でホラー映画を観るほどホラー映画が好きなんですが、この映画には良い意味で裏切られました。 洞窟の中での恐怖なんで暗闇がメインかなって思ってたけど、洞窟内特有の圧迫感があって息苦しさを覚えましたよ。 狭い場所を通る時って本当に息苦しかったですよ。 もし体が引っ掛かって抜けなくなったら、それってとんでもない恐怖でしょう。 人間の不安になる心理を巧く突いた映画になってました。 洞窟の中で襲われるって暗闇・狭さ・モンスターの三重苦ですよね。 そしていつ懐中電灯の電池が切れるかって心配してしまいます。 電池が切れた時点でジ・エンドですからね。 ホラー映画やから細かい事を言いたくはないのですが、もう少し6人の女性の背景をしっかり描いてた方が面白かったです。 暗闇の中なんで誰が誰か分からなくなる時もあるので、名前だけで誰か分かるぐらい人物描写をしっかりしてほしかったです。 後半の友達に対しての行為など不可解な事も多いけど、6人の個性をきちんと説明しておけばその行動も理解出来たと思うだけに残念です。 この映画を観て思ったのですが、女の人って追い込まれると凄い力を発揮しますよね。 最初は普通の主婦やOLって感じの6人やけど、途中から闘う女に変身してました。 特に主役のサラを演じたシャウナ・マクドナルドは返り血で顔を真っ赤にしながら睨むシーンは鬼気迫るものがありましたよ。 この人も前半と後半では全然顔が違って見えました。 最近のハリウッドホラーに飽きてきた人には、このイギリステイストのホラーを観て頂きたいです。 B級ホラーではあるけど、最近観たホラーの中でも上質な方やと思います。 評価(3.2) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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