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テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:アメリカ映画
2003年 アメリカ クリス・ロック バーニー・マック ディラン・ベイカー ニック・サーシー ストーリーは、4年に1度のアメリカ大統領選挙を目前にして、民主党の有力候補が不慮の飛行機事故で急死。今さら誰を候補に立てても勝ち目は薄いと見た党の首脳は、ふと目に留まったワシントンDCの黒人市議メイズ・ギリアムを代役候補として起用することにする。当初は、選挙参謀のマーティンとデブラの言いなりになって、上っ面だけの演説を繰り返していたメイズは、やがて兄のミッチからアドバイスを受けて奮起、巻き返しを図り、以後、日々の生活苦にあえぐ庶民の怒りや不満を代弁する本音トークを繰り広げて支持率を上げ、共和党の対立候補ルイスに肉迫するようになる。 本国アメリカで一位を獲得しながらも日本未公開になった映画です。 次のアメリカ大統領選挙で史上初の黒人大統領誕生かって言われてますね。 だから一足お先にこの映画を観てみました。 クリス・ロックが主演って事でとにかくよく喋る主人公やろうって想像してたけど、まさに想像通りマシンガントークを連発してました。 スラム街で育ったメイズだからこそ分かる事もあって、選挙で当選したいために嘘八百を並べてる政治家とは違い全て体を張って実行する姿は本来の政治家にあってほしい姿です。 メイズが演説する内容って庶民レベルの人たちの不満を代弁してるので妙に納得してしまいました。 あつぼうがアメリカ国民なら間違いなくメイズに一票入れてたでしょうね。 もう勢いにのってきたメイズを止める事は誰にも出来ないです。 資金集めのパーティでヒップホップを流したり、演説で放送禁止用語を連発したり、本来ならメチャクチャ問題になるやろうけど、市民が彼を支持します。 でもその市民の気持ちってよくわかるような気がします。 ムチャクチャしてるけど嘘がない彼の言動には惹かれるものがありました。 はっきりいって温室育ちの政治家にはスラム街の事など分かるはずもないですからね。 だからこういうハチャメチャな政治家が必要かも(笑)。 この映画でもバーニー・マックが凄く面白かったです。 ハチャメチャなメイズのさらに上を行くハチャメチャぶりが天晴れでした。 さらに彼が副大統領候補になるからびっくりです。 こんな大統領と副大統領なら戦争は起こらないかもって思ってしまいました。 映画の中でアメリカの格差社会を皮肉ってるけど、このアメリカの格差社会って数年後の日本を見てるようでした。 評価(2.9) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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