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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:アメリカ映画
2003年 アメリカ シャーリーズ・セロン クリスティーナ・リッチ ブルース・ダーン ストーリーは、1986年、フロリダ。ヒッチハイクをしながら男に身体を売る生活に疲れ果て、自殺する覚悟を固めたアイリーン・ウォーノス。有り金の5ドルを使い果たそうと飛び込んだバーで、彼女は一人の女性セルビーと運命的な出会いを果たす。同性愛の治療を強制されフロリダにやってきたセルビーもまた自分と同じように社会からの疎外感を抱いて生きていた。初めて自分を偏見なく受け入れてくれる人物と出会ったと感じたアイリーンは、“一緒に暮らそう”と提案する。しかしそのためにお金が必要になった彼女は、再び客を取るため道路脇に立つのだったが…。 アメリカ犯罪史上初の女性連続殺人犯として人々を震撼させたアイリーン・ウォーノスの真実の姿に迫る衝撃の実録サスペンス・ドラマ。ハリウッドを代表する美人女優シャーリーズ・セロンが13キロもの体重増加を敢行するなど体当たりでアイリーンを熱演、みごとアカデミー主演女優賞に輝いた。 なんと言ってもシャーリーズ・セロンの変身ぶりにビックリしました。 体重を13キロ増やしたからジーンズにお腹の贅肉がのってるんですよ。 あのスタイル抜群の彼女からは想像出来ないです。 さらにお尻もで巨大化してるし、顔も別人のようでした。 まぁ~アカデミー主演女優賞をゲットしても当然っていうぐらいの演技でしたよ。 それにしてもいくらアイリーン・ウォーノスに似させるためとはいえ、ここまでの肉体改造って凄い努力やったと思う。 なんか【アンタッチャブル】でアル・カポネを演じたデ・ニーロを彷彿させるぐらい凄かったです。 いくら人それぞれ色々な人生があるとはいえ、アイリーン・ウォーノスの人生は悲しすぎます。 幼き頃から娼婦として生きてきて、そういう生き方しか知らない彼女の人生って何やったんやろう? セルビーと出会って人を守りたいって気持ちになり、そして人を愛するって事を感じるけど全てがまやかしのように儚いもののように映りました。 ある時、自分の命を守ろうとして客を射殺してしまいます。その時に彼女の中で何か変化があったんでしょうね。 子供の時に受けた暴力を封印してた紐が解けたって感じです。 そうやって苦しんでるアイリーンを煽るかのように金・金って言うセルビーにはかなりイライラさせられました。 本当にアイリーンの事が好きやったら彼女の立場になって考えたれよって言いたかった。 実際に人を殺してたのはアイリーンやけど、その裏ではセルビーからうけるプレッシャーもかなりあったと思います。 それと彼女の物のように扱い性のはけ口としか見てなかった男達も同罪です。 殺されて当然とは言わないけど、娼婦相手やからといって暴力を振るってはダメですよ。 もう最初から人間扱いしてない男までいてますからね。 少しこの映画に不満があるなば、アイリーンの過去を映像化してほしかった。 なぜアイリーンがモンスターと呼ばれるぐらいの殺人鬼に変身してしまったのか、彼女の過去を見ればもっと理解出来たと思う。 本物のアイリーンです。 これを見ればどれだけシャーリーズ・セロンが似てるか分かるでしょう。 あの名作【テルマ&ルイーズ】はアイリーンをモデルにしてるんですよ。 あまりにも脚色されて事実と異なってるので伝記映画としては扱ってないんです。 評価(3.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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