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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2004年 アメリカ ラダ・ミッチェル クロエ・セヴィニー キウェテル・イジョフォー ウィル・フェレル アマンダ・ピート ジョニー・リー・ミラー ラダ・ミチェル ストーリーは、マンハッタンのとあるレストラン。一人の劇作家が仲間を前にある議論をふっかける、“人生は悲劇か、それとも喜劇か?”と。やがて彼らは、ワケありの美女メリンダの2つの運命を語ることで、互いの意見を戦わせていく――。ある日、ローレルとその夫で俳優のリーが、プロデューサーのご機嫌を取ろうと催したホーム・パーティに、彼らの古い友人であるメリンダが突然押し掛けてくる。彼女の様子からすると何か深刻な事情がありそうで…。一方、喜劇バージョンでは、映画監督スーザンとその夫で失業中の俳優ホビーが開いたパーティに同じように飛び込んできた彼女だったが…。 みなさんはウディ・アレンの映画ってどう思います? 彼の映画って好き嫌いがはっきりしますよね。 あつぼうは彼の映画が大好きで毎回楽しみにしてるんですよ。 豪華な出演者達もそうやけど、セリフがオシャレでもあり皮肉ってもありで面白いです。 さらにさりげない音楽もいいですね。 内容的にはパターン化してる部分もあるけど、なぜか淡々と最後まで観てしまう不思議な映画が多いです。 メリンダの悲劇と喜劇が同時進行していくのですが、最初のうちはちょっと戸惑ってしまいます。 悲劇のメリンダと喜劇のメリンダの区別がつくようになると面白くなってきました。 同じように生きていても出会う人によって全然違う人生を送ってしまうんですよね。 人生の岐路って何度かあると思うけど、そこで自分が選んだ道とは違う方の道も見てみたいって思いませんか? この手法ってパルトロウの【スライディング・ドア】でありましたよね。 【スライディング・ドア】と違うところはメリンダという女性は架空の女性で劇作家達が彼女の人生を悲劇と喜劇に分けて話を進めていくってところです。 だからこの映画を観てる人たちは劇作家が描くメリンダの世界を観てるって事なんです。 時々この劇作家達が登場してきて「ここでメリンダの親友と彼氏をくっつけたら悲劇っぽいな」って会話をしながらメリンダの世界を展開していくんです。 観てる方にしたら2人のメリンダの人生を観てるだけなんですが、この演出がウディ・アレンらしくって良かったです。 あつぼうはうまく説明出来てないのでどういう映画かもう一つ伝わってないと思うけど、ウディ・アレンらしい映画でした。 昨日の【堕天使のパスポート】で、あつぼうが絶賛してた俳優キウェテル・イジョフォーが出演してるんですよ。 悲劇のメリンダの彼氏役に出演してるのですが、やっぱり彼は素晴らしいですよ。 そして喜劇のメリンダの彼氏役がウィル・フェレル。 ウディ・アレンの映画には珍しいキャストやけど、喜劇らしくメチャクチャ面白かったですよ。 評価(3.3) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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