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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2004年 アメリカ ジョニー・デップ ジョン・タトゥーロ マリア・ベロ ティモシー・ハットン ストーリーは、湖畔に建つ別荘で新作小説を創作中のベストセラー作家モート・レイニー。だが彼は、妻エイミーとの離婚調停に身を削られて執筆活動も行き詰まり、スランプに陥っていた。そんなある日、モートのもとにジョン・シューターと名乗る正体不明の男が訪ねてくる。そしてシューターは唐突に、モートが自分の小説を盗作した、と言い放つのだった。最初は全く取り合わないモート。しかし、シューターが置いていった彼の原稿の内容は、モートの著書“秘密の窓”と瓜二つだった。以来、モートはシューターから執拗に付きまとわれ始めるのだが…。 一時期スティーブン・キングの小説にハマってたので、この映画の原作も読んだ事がありました。 彼の原作って色々と映画化されてけど、ヒューマン系の映画は大ヒットするけどホラー系は駄作になってしまうのが多いですよね。 ホラー系で面白かったのって【シャイニング】と【炎の少女チャーリー】ぐらいかな。 そうそう1990年に制作された【IT】って映画が意外と面白いので機会があれば観て下さいね。 この映画を製作するにあたってジョニー・デップが主役って聞いた時には正直ビックリしました。 キングの原作にジョニー・デップがって思ってしまいました。 だいたいキング原作のホラーはB級ホラーが多いので、ちょっと意外なキャスティングでした。 でも映画を観終わった時には主人公はジョニー・デップ以外は考えられないって思いました。 この主人公って凄く複雑で一筋縄ではいかない人物なんで彼の演技力が必要やったんですね。 最初から最後まで凄い演技をしてたけど、詳しく書いたらネタバレになるので気になる人は観て下さいね。 それとジョン・タトゥーロの怪演にも注目してくださいね。 映画の内容的には最初からこれでもかって思えるぐらい布石を散りばめてるのが特徴。 後半その布石が連鎖反応を起こして話が急展開していくのが面白い。 でもねこの映画の原作が登場した時期ならこの展開も面白かったけど、映画が公開された2004年ならもうこの手法は使い古されたって感じになってました。 だから途中でオチが読めてしまうんですよ。 もっとサプライズを用意してくれないとサスペンスファンは満足出来ないと思う。 全体的にミステリアスな雰囲気が流れてるのは好きやけど、オチの弱さが否めないです。 とにかく映画で満足出来ない人は原作を読むといいですよ。 映画の中では盗作の指摘を恐れるようになる過程が描かれてないけど、原作にはしっかりと書かれてます。 この部分を映画の中で描いていたらもっと満足のいく映画になったと思います。 こういうオチが命って映画は感想が書きにくいですね。 評価(2.8) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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