映画と小説の保管庫

２００５年　　アメリカ　　
ジョシュ・ハッチャーソン　　ジョナ・ボボ　　ダックス・シェパード　　ティム・ロビンス　　

ストーリーは、 いつもケンカばかりしている幼い兄弟ウォルターとダニー。ある日、弟ダニーは兄に閉じ込められた地下室で“ザスーラ”と書かれた古いボードゲームを見つける。パパは仕事に出かけてしまい、家にはダニーの他には弟たちの面倒を見る気のない姉リサと、ウォルターだけ。誰にもかまってもらえないダニーは、ルールも読まずに一人でゲームを始めてしまう。しかし次の瞬間、家の中を大量の隕石が突き抜けたかと思うと、なんと外の景色は広大な宇宙空間に変わってしまっていた…。　　

【ジュマンジ】の原作者クリス・ヴァン・オールズバーグが続編として書き上げた同名原作を映画化したファンタジー・アドベンチャー大作。

【ジュマンンジ】って誰もが一度は遊んだ事のあるボードゲームを題材にしていて面白いって思ったけど、続編は舞台が宇宙になっていて全てにおいてパワーアップしてました。
だからって言って【ジュマンジ】よりも面白いって事ではないですよ。
あきらかに前作よりは劣ってると感じました。
基本的には前作と同じ内容なんですが、少し子供向けになったかなって思った。
兄弟ケンカばかりしてる子供達にはこの映画を観せるといいかも。
最後の最後に兄弟ケンカばかりしてる子供達への教訓があります。

とにかく家に居ながらにして隕石は落ちてくるし、宇宙人は攻撃してくるし、謎の宇宙飛行士まで登場するし、もうなんでもありの世界です。
この家に居ながらってのがポイントで、家から出ることもないので展開が広がらないです。
全体的に話が小さくまとまってしまったのはこれが原因でしょうね。
舞台が宇宙になったらもっと話が大きくなると思ってたのに残念です。

ティム･ロビンスが出演してるけど、前作のロビン・ウイリアムズみたいに重要な役柄かなって思ったら、意外とちょい役でした。
はっきり言って彼でなくても良かったのでは。
このケンカばかりしてる兄弟のお姉さん役でクリステン・スチュワートが出演してるのですが、この人って【パニックルーム】でジョディ・フォスターの子供を演じてた人です。
メチャクチャ綺麗になってたけど、この役はちょっと可哀相でした。

大人が観るよりも小学生の男の子向きって感じる映画です。
動物から宇宙へ展開していったからもう３作目はないと思うけど、もしあるなら舞台はどこになるんやろうって考えてしまいました。
でも別に観たくないから考えるのもやめとこ（笑）。

評価 （2.5）