映画と小説の保管庫

１９８６年　　アメリカ　　
トム・クルーズ　　ケリー・マクギリス　　バル・キルマー　　アンソニー・エドワーズ　　トム・スケリット　　メグ・ライアン　　ティム・ロビンス　　

ストーリーは、カリフォルニア州ミラマー海軍航空基地。そこにＦ-１４トムキャットを操る世界最高のパイロットたちを養成する訓練学校、通称“トップガン”がある。若きパイロットのマーヴェリックもパートナーのグースとともにこのトップガン入りを果たし、自信と野望を膨らませる。日々繰り返される厳しい訓練も、マーヴェリックはグースとの絶妙なコンビネーションで次々と課題をクリアしていく。しかしライバルのアイスマンは、彼の型破りな操縦を無謀と指摘する。その一方で、マーヴェリックは新任の女性教官チャーリーに心奪われていく。　　

友達がＤＶＤを貸してくれたので久しぶりに観ましたよ。
もう２０年以上前の映画になるんですね。あれから２０年かってしんみりしてしまいました。
この映画を初めて観た時の衝撃って今でも覚えています。
迫力のある戦闘機のシーンと音楽がメチャクチャカッコ良かったです。
この映画のサントラはテープが擦り切れるぐらい聞きましたよ。
特にケニー・ロギンスやベルリンの歌は最高でした。

久しぶりに観ると昔とは違う感想になってしまいます。
昔はこのトップガンに熱狂してたけど、今観ると凄くストーリーや主人公の背景が薄っぺらいんですよ。
何が彼をそこまで駆り立てるのか、心の葛藤って部分がイマイチ表現されてないです。
まぁ～そんなところを補ってるのがＦ-１４戦闘機の迫力ある戦闘シーンです。
映画公開時にはＦ-１４戦闘機のプロモーションビデオって叩かれたぐらいＦ-１４戦闘機の性能の良さをアピールしてます。
今から２０年以上前にこれだけの戦闘シーンを撮れたのは本当に凄いと思いましたよ。

今思うと凄いキャストですよね。
アイスマン役のヴァル・キルマーがいい味出してるんですよ。
アイスマンって名前通り冷たい感じがして彼のハマリ役の一つでしょうね。
メグ･ライアンはこの頃からメチャクチャ可愛いし、今後の彼女のブレイクを予感させるようでした。

トム･クルーズの笑顔と白い歯がいつまでも脳裏に残ってしまいました。
一種のサブリミナル効果みたいなもんかな（笑）。

たまには７０年代や８０年代の映画を観直してみるのも面白いものです。

評価 （3.4）