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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2005年 日本 内村光良 三村マサカズ 大竹一樹 T.I.M ふかわりょう 佐藤めぐみ 飯尾和樹 青木忠宏 藤重政孝 桜井幸子 ベンガル ストーリーは、10年前に草野球チーム“ピーナッツ”を率いて優勝を果たし、それを題材にしたエッセイが認められスポーツライターの道に進んだ秋吉光一。だが現在彼はスランプに陥っていた。一方、かつてはその名を轟かせた“ピーナッツ”も、メンバー9人さえ揃わない体たらく。久々に地元に帰ってきた秋吉はピーナッツの再興を決意、かつてのチームメイトたちと再会を果たす。そんな彼らも、いまやそれぞれに複雑な事情を抱え毎日を過ごしていた。しかし、そのころ地元商店街では、大手企業による再開発の話が持ち上がり、思い出の球場までもが消えようとしていた…。 お笑いコンビ“ウッチャンナンチャン”のウッチャンこと内村光良が自らオリジナル・ストーリーを書き下ろし劇場映画監督デビューを果たしたハートウォーミング・ストーリー。 内村光良の出演してるテレビ番組を観てる人には、仲のいい友達を集めて映画を撮ったんやなって思ってしまうでしょうね。 そういう理由でこの映画を観る前は、どうせ学芸会レベルの映画になってるんやろうなって思ってました。 まぁ~観終わってから学芸会よりは良かったけど映画というよりは2時間TVドラマでも良かったのではって感じた。 なんかどこまでが真剣でどこまでがギャグか分からない部分がありました。 出演者のギャグを入れてあげるのは出演してくれたお礼なのかも知れないけど、そのギャグが映画の流れにのってないので笑えなかったですよ。 こういうところがTVドラマでも良かったって思うところです。 もっと問題は野球のシーンなんですが、カメラーワークが悪すぎです。 出演者全員が野球の経験者なわけがないですから、それを隠すためのカメラワークなんやろうけど違和感がありすぎでした。 そこまで考えて出演者を選んでないから仕方ないけど、野球を愛するあつぼうにはちょっと文句を言いたくなるシーンでした。 まぁ~CGを使わずに自分達でプレイしてる点は評価が出来ます。 監督をして主演まで務めてしまう内村光良なんですが、この人は基本的に演技が下手ですね。 この主人公って色々な心の葛藤があるのですが、それを表現するだけの演技力が彼には備わってなかったです。 そこまで求めては酷かもしれないけど、脇役が好演してただけに残念です。 それと初監督作品にしては無難にまとめすぎました。 可もなく不可もなくって感じやから次回作に対する期待感がわかないです。 もっとオリジナリティを前面に出せばいいけど、よくあるパターンの映画ですからね。 この映画のラストは賛否両論やと思う。 ネタバレになるから書けないけど、あまりにも自分達だけ満足して終わりって感じが嫌でした。 ふかわりょうが【ロケットマン】という名前で映画音楽に初挑戦しています。 この音楽がエンディングで流れるけど、なかなか良かったです。 評価(2.5) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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