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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2006年 アメリカ ハリド・アブダラ ポリー・アダムス オパル・アラディン ストーリーは、2001年9月11日、アメリカ国内の空港を飛び立った旅客機4機が、ほぼ同時にハイジャックされる。うち2機はワールド・トレード・センターに、もう1機は国防総省ペンタゴンに激突炎上した。しかし残る1機、乗客40人を乗せたユナイテッド航空93便は、なぜかターゲットに到達することなく、ペンシルヴェニア州に墜落した。本作はこのユナイテッド航空93便に焦点を当て、家族との電話で自らの運命を悟った乗客たちが乗る機内での様子や、テロの事実に混乱しながらも被害を最小限に食い止めようと必死で事態の掌握に務める地上の航空関係者たちの緊迫のやり取りを極限の臨場感で描き出す衝撃のノンフィクション・サスペンス。 あの同時多発テロからもう5年半が過ぎようとしています。 ロサンゼルスへの新婚旅行の1週間前の出来事なんで今でも脳裏に焼きついてます。 あの世界貿易センタービルに飛行機が突っ込んだ瞬間の映像が何度もテレビなどで放映されてたので、このユナイテッド93便の勇気ある乗客達の行動って知らない人も多いと思います。 遺された家族の人々や管制センターはじめ関係機関への入念な取材を行った結果、当時の緊迫感あふれる管制塔の状況や、ユナイテッド93便の機内のようすなどがリアルに描かれています。 本作に登場する管制官や軍関係者の一部は、9月11日に実際に現場で勤務していた本人が自ら演じているっていうところもリアルを追求してます。 ドキュメンタリータッチなんで観終わった後は、しばし放心状態になりました。 テロというのは罪もない人達の命や遺族の人生までも奪ってしまう卑劣なものです。 今までもテロはあったけど、世界中の人にこれだけの衝撃を与えたテロってそうなかったですよね。 この同時多発テロはあつぼうにとってもテロは決して他人事ではないんやって思いしらされたテロでした。 日本国内ならもっと簡単にテロがおこせるのかなって思うと本当に怖いですね。 5年もの月日が経ってアメリカは、同時多発テロをテーマにした映画などを作れるぐらいには回復したんでしょうか? 遺族の心やアメリカ国民の心はそう簡単に癒されるものではないけど、こういう映画を作って世界中の人に知ってもらうのも大切やし、この同時多発テロを忘れない事も大切です。 ユナイテッド93便の乗客達が最後の抵抗をするシーンは涙が止まらなかったです。 家族にお別れの電話をする人がたくさんいてたけど、やっぱり家族に愛してるって言うシーンは涙を堪えきれなかったです。 みんな生きて家族の元に帰るって気持ちで闘ったんですよね。 墜落すると分かってても、なんとか助かってくれって思って観てました。 この便には一人の日本人男性が乗ってたんですよ。 久下季哉さんという方でこのテロによって犠牲になったけど、この人も最後まで闘ったんでしょうね。 同じ日本人として凄く誇りに思いました。 この人達が闘ってなければもっともっと犠牲者が増えたはずです。 評価(満点) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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