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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2005年 日本 優香 香里奈 椎名桔平 杉本哲太 小栗旬 ストーリーは、昭和45年、群馬県のホテルで11人が惨殺される事件が起こる。動機も不明のまま、犯人の法医学教授・大森範久も謎の死を遂げる――。35年後の現代。この事件を題材にした映画の製作に執念を燃やす映画監督の松村。「記憶」と名付けられたこの映画のヒロインには新人女優の杉浦渚が大抜擢された。しかし渚は撮影が近づくにつれ不思議な少女の幻覚に悩まされていく。一方、女子大生の木下弥生も奇妙な夢を見続けていた。そんな彼女の前に前世の記憶を持つという女性・森田由香が現われる。由香は、自分の前世は35年前の事件で殺された人物だ、と語り始める…。 ハリウッド・デビュー作【THE JUON/呪怨】で全米No.1の快挙を成し遂げた清水崇監督の作品という事もあって期待してみました。 輪廻転生がテーマになってるのですが、みなさんは人が死んだら生まれ変わるって信じてますか? あつぼうも一時期信じてる時があったけど、テレビなどに出演してるインチキ臭い霊能力者のせいで信じなくなりました。 あまりにも不自然で説明不足な事が多かったのも信じなくなった原因の一つです。 この前、おかんを亡くした時には生まれ変わっても家族でありたいって思ったけど、それはあつぼうの願望であって信じてるわけではないんですよ。 最近この日本産のホラーもワンパターンになってきたかなって思う。 ここでこうなるやろなって思ったら本当にその通りになりますからね。 シチュエーションが変わっただけでこれと言って新鮮なところがないです。 冒頭から登場する人形もなんか使い古された演出ですよね。 さらに映画タイトルからして輪廻転生の事を示してるから、途中でオチが読めてしまうんですよ。 だから一番盛り上がるラストはちょっと冷めた目で観てました。 そのラストを観てやっぱりって思いましたよ。 もう一捻り、いやもう二捻りほしかったです。 輪廻転生をテーマにするなら個々の登場人物の背景をもっと詳しく描かないと意味がないです。 だから盛り上がりに欠けたんでしょう! 優香が主演なんで、またアイドル演技をしてるんやろうって想像してたらビックリするぐらい熱演してました。 まさか優香がここまで演技が出来るとは想像してなかったです。 特に恐怖に慄く顔が凄かったです。 これだけ美人の彼女の顔が恐怖に引きつって目玉が飛び出しそうなぐらい目を見開くんですよ。 よく頑張ったって誉めてあげますよ。 この映画ホラーやけど、あんまり怖くないです。 って言うかあつぼうは全然怖くなかったです。 う~んジャパニーズホラーの限界も見た気がした映画でした。 評価(2.4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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