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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2005年 アメリカ ビリー・ボブ・ソーントン グレッグ・キニア マーシャ・ゲイ・ハーデン ストーリーは、かつてはマリナーズのピッチャーとしてメジャーリーグのマウンドを経験したこともあるバターメイカーだったが、いまでは害虫駆除の仕事をしながら酒に溺れる毎日。そんな彼に、少年野球チームのコーチの依頼が舞い込む。まるでやる気はないものの、小遣い稼ぎにと引き受けたバターメイカー。ところが“ベアーズ”は、想像を絶する弱小チームだった。メンバーはいずれ劣らぬ個性派ばかりだったが、野球の技術はお粗末そのもの。案の定、初戦で大敗を喫し、ついにバターメイカーも重い腰を上げる。そして剛速球を投げる娘のアマンダをなんとかチームに引き入れることに成功する。 はっきり言ってこの映画をリメイクする必要性が見えなかったです。 あつぼうはオリジナルの大ファンやから較べてしまったのですが、まずビリー・ボブ・ソーントンではウォルター・マッソーが演じたバターメイカーには役不足でした。 ビリー・ボブ・ソーントンも良い俳優ではあるけど、このバターメイカーのイメージとはかけ離れていてちょっと嫌でした。 同じように無愛想にしてても温かさが感じれなかったです。 オリジナルを語る上で外せないのが、アマンダを演じたテイタム・オニールでした。 ほんとにキュートでマウンド上での存在感も抜群でした。 そのアマンダ役を演じたサミー・ケイン・クラフトは新人さんなんですが、全くダメでした。 とにかくミスキャスト連発のリメイクですよ。 内容は少年野球をテーマにしてるから子供向けに作られてます。 野球もした事がない素人みたいな子供達が優勝戦に出場するまでの過程を描いてるけど、子供達があまりにも簡単に成長しすぎです。 特に苦労してる様子もなく普通に練習しててチームが強くなっていくんですよ。 まぁ~チームワークは向上してるけど、あまりにも安易に描きすぎましたね。 だから薄っぺらい映画になってしまってました。 1ヶ月やそこらで優勝争い出来るようになるぐらい成長するってありえないですからね。 オリジナルの方は何も考えずに楽しめたけど、リメイクの方は展開もユルユルなんで文句も言いたくなります。 さらに眠たくもなりますよ(笑)。 監督のリチャード・リンクレイターなんですが、【 恋人までの距離(ディスタンス)】や【スクール・オブ・ロック】を撮ってる監督なんですよ。 それなのになぜこの程度の映画になってしまったかと考えると、とにかく試合展開がぬる過ぎます。 盛り上がりもなければドキドキもしない。 試合も先が読めて感情移入できないです。 これってスポーツ映画にとっては致命傷ですからね。 子供向けに作られてる割には下ネタが多いのが気になりました。 オリジナルはオススメなんで、機会があったら観て下さいね。 評価(1.8) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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