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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2006年 日本 市原隼人 井上真央 平岡祐太 柄本佑 玉山鉄二 KONISHIKI 伊藤歩 山口紗弥加 樹木希林 柳沢慎吾 陣内孝則 ガレッジセール ストーリーは、沖縄。同じ高校に通うごく普通の高校三年生、透、唯、暁、哲雄。これといった熱中できることもなく、退屈な日々を送っていた。そんなある日、沖縄のインディーズで人気絶頂のヒップホップバンド“ワーカホリック”のライヴを観に行った透たちは、そのパフォーマンスにすっかり圧倒されてしまう。これがきっかけで音楽に目覚めた彼らはさっそくバンドを組むことに。バンド名は沖縄の市外局番にちなんで“089”。そして、楽器もロクに触ったこともない彼らが、ひょんなことからいきなりワーホリの前座でステージに立つことになるのだが…。 こういう等身大の青春を描いた映画って本当に面白いです。 今までもシンクロやカーリングやバンドなど色々な青春映画があったけど、今度はラップ。 特に目新しい要素はないけど、無理に大袈裟な演出を入れずに等身大の高校生を描いてるのには凄く好感が持てます。 高校時代って先の事を考えずに目の前の事に夢中になった事ってあります。 ほんとくだらない理由やったけど、のめりこんで本当の楽しさを知った事もありました。 この映画はまさしく安易な気持ちでラップをしようって所から始まります。 中途半端な気持ちで当然の事ながら挫折をします。 挫折して知る事もあるし、若いからこそ失敗を恐れずに先に進めるんですよね。 高校生ならではの勢いで挫折を乗り越えていくのがいいです。 そこに透と年上の女性(渚)との淡い恋心や、唯の透に対する片思いなどが切なく描かれてました。 唯を演じた井上真央が凄く可愛かったです。 好きって言葉が喉まで出掛かってても、もう一歩踏み出せない時の表情が良かったです。 彼女は格闘バカっやからコブラツイストや蹴りなどで透を痛めつけるのですが、これってまさしく愛情の裏返しですね(笑)。 この格闘バカに最後の最後に凄いオチが待ってるんですよ。 思わず声を出して笑ってしまったけどほんと面白かったです。 ラストのステージで彼らのバンド098(沖縄の市外局番)が歌うのですが、この歌が凄く良かったです。 市原隼人の歌唱力にもビックリしたけど、渚への気持ちを綴った歌詞もいいですよ。 その歌がこれです。【Don't Be Afraid】 それと映画の中でオレンジレンジの曲がたくさんかかるけど、この映画の雰囲気にマッチしてました。 この映画のサントラは絶対にいいですよ。 あっそうそうガレッジセールの2人も濃いキャラで出演してるけど面白かったです。 評価(4.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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