|
テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2005年 アメリカ エイドリアン・ブロディ キーラ・ナイトレイ クリス・クリストファーソン ジェニファー・ジェイソン・リー ケリー・リンチ ブラッド・レンフロー ダニエル・クレイグ ストーリーは、1992年、湾岸戦争で重傷を負ったジャックは、その後遺症で記憶障害を抱えていた。ある日ヒッチハイクの旅に出た彼は、車の故障で立ち往生している母子に出会う。酔いつぶれた母親に代わり車を修理し、少女ジャッキーに自分の“認識票”をプレゼントするジャック。その後若い男の車に同乗させてもらった彼は、途中で事件に巻き込まれ、意識を失ってしまう。目を覚ましたジャックは警官殺しの罪で逮捕され、精神病院へと送られる。彼はベッカー医師による矯正治療を受けることになり、拘束衣を着せられ狭い引き出し棚に閉じ込められてしまう。暗闇の中で意識を失うジャック。そして意識を取り戻した時、彼は15年後の2007年にタイムスリップしていた。やがて彼はそこで美しいウェイトレスと出会うのだが…。 1992年と2007年の2つの時を往き来しながら自らの死の謎を探る青年と、そんな彼と恋に落ちる孤独な女性の悲愴な運命をスリリングに描く異色サスペンス。 今までのタイムトラベルものって現代を変えるために過去に行くのが多かったけど、この映画は逆で現代を知るために未来にいくんです。 2007年の未来に行くことによって驚愕の事実を知るのですが、大作映画のように捻じ曲げてでも自分が助かろうというのではなく、淡々とその事実の謎を解明しながら自分の周りの人達にプラスになるような影響を与えていきます。 普通なら殺人者を追いつめていくような展開になりがちやけど、その方向に進まなかったのは良かったです。 サスペンスよりも人間ドラマに重点をおいてるので好感が持てました。 拘束衣を着るとタイムスリップしてしまうって着眼点が素晴らしいですよね。 ある実験のために拘束衣を着る事になるけど、まさに実験の副産物がタイムスリップです。 拘束衣を着て棺の中に入ってる時だけしか未来にいけないので限られた時間で謎を解明出来るのか心配になりました。 細かいところまで緻密に計算されてるから最初から最後まで楽しめました。 【バタフライ・エフェクト】とコンセプトが似てるので、よく比較されてますが、あつぼうは2本とも面白かったですよ。 だから【バタフライ・エフェクト】を楽しめた人には楽しめる作りにはなってると思います。 キャストを観てもらうとどれだけ豪華キャストが分かるでしょう。 NEWボンドもいてるし落ちぶれたブラッド・レンフロまでいてます。 演技派のクリス・クリストファーソンとジェニファー・ジェイソン・リーが脇を固めてるし、あつぼうが昔好きやったケリー・リンチを久しぶりに観れたのも嬉しかったです。 当然の事ながら主役の2人は完璧でした。 この映画のラストは素晴らしいですよ。 全てがあのラストで救われるような気がしました。 評価(3.5) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカ映画] カテゴリの最新記事
|
|