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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2005年 アメリカ リチャード・ギア ジュリエット・ビノシュ フローラ・クロス ストーリーは、宗教学者の大学教授ソール・ナウマンは、家では家事もこなす理想的な夫にして良き父親だった。しかし11歳の娘イライザは、何ごとにも完璧を求める父の愛情はすべて優秀な兄アーロンに向けられていると感じ、寂しさを噛みしめる。ところがある日、イライザは学校のスペリング・コンテストで優勝すると、地区大会でも圧倒的な強さで勝ち進む。思いもかけなかったイライザの才能はソールの学術的な興味を強く刺激し、彼の関心はアーロンからイライザへと一気に傾く。しかしある秘密を抱える母ミリアムは、全国大会へ向け特訓に励む父と娘の姿を不安な目で見つめていた。 日本では全く馴染みのない スペリング・コンテスト。 アメリカでは人気があり大会までも開催されてます。 そのスペリング・コンテストを舞台に家族の絆とは何かって問いかけてくる映画です。 この父親の職業でもある宗教学者ってのが映画を難しくしています。 家族の絆が壊れそうな時でもその原因の根底には宗教があるんですよ。 宗教上の問題や宗教上の理論を並べられても日本人には馴染みのない宗教なんで理解出来ないです。 ユダヤ教やヒンズー教の真理を説かれてもちょっとね・・・・。 スペリング・コンテストを通して家族の絆を再確認するような映画と思ってたのに、結局は宗教問題がテーマになってるのが残念でした。 宗教に没頭するあまりにその宗教の教えが全てって思い込んでしまうのは怖いですよね。 リチャード・ギア演じる父親も自分の宗教上の理論を子供達に押し付けてしまうのでアーロンとの確執をうみます。 さらに結婚する時に妻ミリアムを改宗させてます。 この事がミリアムのとんでもない秘密の原因となってます。 娘のイライザがスペリングの才能を開花すると、神の耳に到達するための特訓をおこないます。 結局のところ自分の社会的地位や名誉のために家族を駒としか思ってないように感じました。 その事は家族も感じてたから音をたてるように崩壊していったのでしょう。 でも最後の最後のイライザがとった行動で全てが救われます。 結局一番幼いイライザが一番家族の事を思ってたって事です。 それにしてもこのスペリング・コンテストやけど聞いたこともないような単語ばかり出てきます。 日本で言うところの難しい漢字を読み書きするって事なんでしょうね。 イライザがスペリングの才能を開花して難しい単語のスペルを読む時、ファンタジックな映像になるんですよ。 いったいこの監督はこの映画をどういう方向に持って行きたかったんやろうって疑問に思います。 ジャンルや方向性が定まらなかったので難しいって感じてしまいました。 評価(2.2) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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