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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:邦画
2006年 日本 多部未華子 石田卓也 郭智博 西原亜希 貫地谷しほり 松田まどか 柄本佑 加藤ローサ ストーリーは、夜を徹して80キロを歩き通す高校生活最大のイベント“歩行祭”。3年生となり、今年が最後の歩行祭となる甲田貴子は、一つの賭けを胸にこの特別な日を迎えた。それは、一度も話したことのない同じクラスの西脇融に話しかけること。普通の人には簡単なことが、貴子と融の間ではそうはいかなかった。その理由は、貴子が親友の美和子や杏奈にさえ隠し続けるある秘密にあった。一方、妙に意識し合う貴子と融の関係を勘違いしているクラスメイトたちは、この歩行祭の間に2人をくっつけようと躍起になっていた。 青春映画って本当にいいものです。 自分自身二度とは戻れない青春時代・・・今青春してる人たちを羨ましく思います。 こういう映画を見てると懐かしくもなり寂しくもなります。 24時間で80キロを歩き通す【歩行祭】。 学生時代にあったマラソン大会などよりも過酷なイベントです。 これだけ過酷なイベントをクラスメイトと一緒に乗り越えたら一生の思い出になりますよね。 辛くてリタイアしそうな時に助けてくれるのはやっぱり友達。 辛い時こそ、その辛さを分かち合える友達って素晴らしいものです。 24時間の間、一緒に行動する事によって日頃言えなかった事も話せるし、この【歩行祭】が後押ししてくれて新たな友情や愛情という感情も芽生えたりします。 しかし主人公の貴子と融にとっては2人をくっつけようとする周りの行動が凄く迷惑です。 お互いある秘密のために距離をおいて避けてるのに、周りからみるとお互い意識してるようにみえるんでしょうね。 どちらかが意固地になってしまうと話したくても話せないような雰囲気が出来上がってしまいますよね。 そんな2人の気持ちと周りの気持ちの違いが息苦しくなってくるほど切なかったです。 見方によっては途中がダラダラしてるって感じるかも知れないけど、80キロの行程をサクサクって展開するのもどうかなって思います。 だからあつぼうはこのダラダラが好きですよ。 80キロも歩いてたら会話もなく淡々と歩いてる時もありますからね。 主人公を演じた多部未華子は素朴な感じが凄く良かったです。 けっして美人タイプではないけど存在感は抜群にあります。 少しふかわりょうに似てるのが気になるけど(笑)。 ちょっとしか出演してなかったけど、加藤ローサはやっぱり可愛かったです。 【シムソンズ】を観てからファンになったのでチェックしてしまいました。 評価(3.4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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