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テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:イギリス映画
2004年 イギリス/フランス キルスティン・ダンスト ポール・ベタニー サム・ニール ストーリーは、テニス界最高峰のステージ、ウィンブルドン選手権。かつては世界ランキング11位まで登り詰めたこともあるイギリス人テニス選手ピーターだったが、いまでは119位に甘んじ、この大会を最後に引退する覚悟だった。そんな彼はひょんなことから、優勝候補の一人として注目を集める新人のアメリカ人女子テニス選手リジー・ブラッドベリーと出会い、一瞬で恋に落ちる。その恋が彼にエネルギーを与えたのか、ピーターはここ最近にない活躍を見せる。しかし大会が進むうち、マスコミも彼らのロマンスに気づき、2人を追いかけ回すようになり…。 イギリスが誇るラブコメ制作工場【ワーキング・タイトル・フィルムズ】のラブコメやから楽しみにしてました。 やっぱりこの会社が作るラブコメってしっかりとツボを押さえてるので安心して観れますね。 テニスの4大大会の一つウィンブルドンを舞台に落ち目で引退する覚悟を決めてるピーターとシャラポワのように人気と実力を備えてるリジーの恋の物語。 テニスを本格的にしてる人にとっては、試合のシーンは文句をつけたくなるやろうけど、あつぼうのようにテニスはテレビでたまに観る程度って人は普通に楽しめますよ。 確かにキルスティン・ダンストのサーブやレシーブは素人って感じがするけど許せる範囲でした。 人間、恋をするとこんなにも強くなるのかって思うぐらい変身するピーター。 そんな事ぐらいで勝ち進んでいけるほどウィンブルドンは甘くないと思う。 あくまで映画の中での話やから、いつの間にかピーターを応援してしまってました。 またアメリカ人の対戦相手が憎たらしいキャラってのもお決まりやけどいいですね。 ウィンブルドンではイギリス人男性プレイヤーが優勝出来ないってジンクスがあるんです。 最初はまぐれで勝ち進んでるって思われてるピーターやけど、シード選手を破ると周りの待遇も変化してピーターにジンクスを破ってほしいと願うようになります。 これってイギリス人にとっては絶対に破ってほしいジンクスなんでしょうね。 日本人が相撲で優勝出来ないってぐらいの悔しさがあるでしょうね。 ポール・ベタニーがこれだけ爽やかな演技をするのも珍しい。 どうしても陰のある人物を演じる事が多かったので、爽やかスポーツ選手は貴重ですよね。 あいもかわらずキルスティン・ダンストは微妙~です。 映画を観てると時々キュートに思う時もあるけど、基本的にはあまり好きではないです。 ラブコメが好きな人は楽しめると思いますよ。 ってあつぼうも普通に楽しめた映画でした。 ジョン・マッケンローやクリス・エバートら本物のウィンブルドン・チャンピオンも登場しているから必見です。 評価(3.2) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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