|
テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2007年 日本 妻夫木聡 柴咲コウ 中井貴一 原田美枝子 瑛太 杉本哲太 ストーリーは、とある時代のとある国。戦乱が続き、荒廃が進む世を憂う武将・醍醐景光は、国を治める力を手に入れるため、生まれてくる我が子の体48箇所を48体の魔物に差し出した。醜い姿で生まれ、そのまま捨てられた赤ん坊・百鬼丸は医師・寿海に拾われる。寿海は百鬼丸に失われた部位の代わりとなる作り物の体と護身の妖刀を与え大切に育てるのだった。立派な青年に成長した百鬼丸は、魔物を倒すごとに失われた部位を一つずつ取り戻すことを知り、魔物退治の旅に出る。やがて、そんな百鬼丸と出会ったコソ泥・どろろは百鬼丸の不思議な妖刀を手に入れたくて彼の後を追い始める…。 手塚治虫の同名漫画を妻夫木聡、柴咲コウ主演で映画化した冒険活劇大作。失われた元の体を取り戻すため魔物との闘いを繰り返す百鬼丸とそんな百鬼丸をつけ回す盗人・どろろが繰り広げる旅の行方を壮大なスケールで描き出す。監督は「黄泉がえり」「この胸いっぱいの愛を」の塩田明彦。 まずCGのチープさが目立ってしまってたのが残念。 やっぱり邦画では資金面に難があるのか、それともニュージーランドでのロケにお金を使ってしまったのかな。 せっかくの手塚治虫の映画を海外で撮影する理由が分からないです。 やっぱり日本の妖怪映画やから日本の雰囲気を大事にしてほしかったな。 あまりにもチープなCGって見苦しいですよね。あれなら昔のように着ぐるみの妖怪が暴れてる方がいいと思う。 そうそうこの映画の中でもいかにも着ぐるみを着てる妖怪が暴れてたけど、あまりにも酷すぎて冗談かなって思いましたよ。 あつぼうは昔に原作の漫画を読んだのですが、この映画は原作を忘れて観るべきです。 あの映像化不可能って言われた漫画を映画化した努力は認めるけど、原作のファンは絶対に満足出来ないでしょうね。 まぁ~これといって思い入れのないあつぼうは普通に楽しめたんですけどね。 妖怪を倒すたびに自分の体の一部を取り返せるんですが、どの妖怪がどの部分を持っているのか分からないんです。 だからもし最初に心臓を取り戻してしまったら、かなり危険ですよね。 不死ではなくなってしまうので体を取り戻す前に死んでしまいそうです。 だからこそ心臓は一番最後になるんでしょうね。 この映画では24体の妖怪を退治したところで終わり、エンディングで残り24体って表示されるけど、これって続編を作るって事かな? 妻夫木聡って百鬼丸を演じるにしては美しすぎますよね。もっともっと小汚い方がいいんですけどね。 あつぼうが気に入らなかったのは柴咲コウのどろろ。 必要以上にうるさいからイライラしてきました。なんか柴咲コウってどの映画を観てもこういう演技やから演技の幅が狭いんでしょうね。 それと妖怪を演じてた土屋アンナのセリフの棒読みは学芸会レベルでした。 なんか【さくらん】を観る気がなくなってしまいました。 このキャスティングをみてると話題性だけで選んだのかなって思えます。 まぁ~邦画にしては頑張ったかなって思える内容やったので、ちょっとだけ評価を甘くしようかな。 評価(2.8) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|