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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2005年 アメリカ/フランス トミー・リー・ジョーンズ バリー・ペッパー ドワイト・ヨーカム ストーリーは、アメリカ・テキサス州、メキシコとの国境沿い。ある日、メキシコ人カウボーイ、メルキアデス・エストラーダの死体が発見される。初老のカウボーイ、ピートは彼を不法入国者と知りながらも親しく付き合い、年齢を越えて深い友情を築いていた。悲しみに暮れるピートは、彼と交わした約束、「俺が死んだら故郷ヒメネスに埋めてくれ」という言葉を思い出す。そして偶然、犯人が新任の国境警備隊員マイクだと知ったピートは、彼を拉致誘拐すると、共同墓地に埋葬されていたメルキアデスの遺体を掘り返させるのだった。そして、そのままマイクを引き連れ、遺体と一緒に故郷ヒメネスへと旅立つのだった…。 【アモーレス・ペロス】【21グラム】を手掛けたギジェルモ・アリアガの脚本を、名優トミー・リー・ジョーンズが主演のみならず自ら初監督も務めて映画化した感動ドラマ。カンヌ映画祭ではトミー・リー・ジョーンズが男優賞を、そしてギジェルモ・アリアガが脚本賞をそれぞれ受賞した。 メキシコでの生活を苦に国境を越えてアメリカに入国してくるメキシコ人の数ってそうとうなものなんですね。 確かに不法入国って良い事ではないけど、不法入国者の命ってこれほどまでに軽視されてるのには悲しくなりました。 メキシコに残してきた家族のために不法でありながらも働いて稼いで家族を楽にしたいって気持ちなんでしょう。 この映画のメルキアデス・エストラーダも親友のピートに、「俺が死んだら故郷ヒメネスに埋めてくれ」と家族の写真を渡します。 自分が死ぬ事になったら見知らぬ地よりも故郷に埋めてほしいって気持ちは理解できます。 そのメルキアデス・エストラーダが国境警備隊員マイクに射殺されたと知ったピートは、メルキアデス・エストラーダの死体とマイクを引き連れて約束の地ヒメネスに向かいます。 ここからはロードムービーになるのですが、警察にも追われながらもヒメネスに向かうピートって鬼気迫るものがありました。 とにかくヒメネスに彼を埋めてあげたいって気持ちが前面に出てました。 一緒に連れまわされてるマイクは反発しながらも自分が犯した罪の重さに苛まれていきます。 ネタバレになるから書けないのですが、後半ある事をきっかけに2人の気持ちがシンクロします。 それでも表面には出さずに当事者にしか分からないような感覚が存在しました。 旅の果てで友情とは違う何かが2人の間に芽生えた瞬間でした。 とにかくこの映画はバリー・ペッパーの演技が素晴らしかったです。 最初は暴力的な国境警備隊を演じてたけど、旅をする過程で様々な変化を凄く巧く表現出来てたと思う。 最後の彼の顔は何かから解放された感じがして、この旅の終わりを告げてました。 こういうロードムービーは、あまり詳しく書けないので日記にするのが難しいです。 今日の日記は自分でも何を書いてるのか分からなくなってしまった部分もあるので、ちょっと読みにくいかもしれないです・・・。 評価(3.1) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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