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2007年08月10日
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カテゴリ:アメリカ映画


2003年  アメリカ  
ドリュー・バリモア  ベン・スティラー  アイリーン・エッセル  

ストーリーは、ニューヨークに住む新婚カップル、新進気鋭の作家アレックスと出版社のエディター、ナンシー。マイホームと子供を望む彼らはある日、ブルックリンに理想的な物件を見つけた。それは、暖炉が3つもある重厚で瀟洒な年代物のメゾネット。ただ、ここは二世帯住宅で、昔から政府の家賃統制対象となっている2階には老婆のコネリー夫人が間借りしていた。しかし、彼女が一見したところ病弱であの世へ行くのも近い、と判断したアレックスとナンシーは結局この物件を購入。だが2人はこの先、コネリー夫人がとんだ曲者だと思い知ることになる…。  

オマケと言うには、あまりにもやっかいなオマケやったコネリー夫人。
夢のマイホーム、そして新婚生活がコネリー夫人によって、とんでもない事態になります。
このおばあちゃんという設定が曲者で、誰もがおばあちゃんの言い分を信じてしまうんですよね。
普通の映画なら少しは優しさの欠片を持ってるおばあちゃんが登場するけど、この映画のコネリー夫人は、優しさの欠片を持ち合わせてないし全く救いようがないです。
人の優しさを逆手にとって嫌がらせばかりするし・・・・。
この老人一人のためにマイホームだけではなく人格もキャリアも失う危機に。
最初はあの世に行くのを待ってた2人も、次第に殺そうと考えるのも納得。
しかしどこまでも2人の先手を行くコネリー夫人は見事やけど、ちょっとイライラしたな。
これはラストのオチを観てスッキリしたけど、こういう共同生活が出来るアメリカならではの映画ですよね。

大好きなベン・スティラーとドリュー・バリモアの共演作という事で期待してたのですが、あまりにもラストが救われないですよ。
まぁ~主人公の2人がこの家を購入する動機が不純やから仕方ないんですけどね。
ブラックコメディと言えばそれまでなんですが、もう少しだけでも救いがあってほしかった。
監督がダニー・デヴィートって事もあって、ここまでブラックになったのかも知れないですね。
ベン・スティラーとドリュー・バリモアの2人は相変わらず良かったですよ。
ちょっとバリモアの化粧が濃かったのが気になったけど(笑)。

小粒なコメディながら楽しめる要素は詰まってたと思います。
あのコネリー夫人に我慢が出来たら楽しめるはず(笑)。

不純な動機で家を買ったらダメって教訓になる映画です。

評価家家家(2.9)





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最終更新日  2007年08月10日 22時55分15秒
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