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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2006年 日本 三宅健 伊藤歩 松山ケンイチ 永井流奈 尾上寛之 ストーリーは、12歳の夏。その日、由美子、武、知恵、智彦、綾、久信の6人は、由美子がどこかで聞いてきたという遊び“親指さがし”を始めた。しかし、その最中に本当に恐ろしい体験をした彼らがふと気づくと、由美子一人だけが姿を消してしまっていた。それから8年、同窓会で久々に再会した5人。重い空気が流れる中、武が“もう一度親指さがしを一緒にやってほしい”と口を開く。困惑する4人だったが、武の強い口調に押されてもう一度親指さがしを始めてしまう…。 【ニライカナイからの手紙】の熊澤尚人監督が映画化したミステリー・ホラーって事で凄く期待してみました。 でもその期待は見事に裏切られましたよ。 ホラーってジャンルになってるけど、全然ホラーでもないんですよ。さらにサスペンスでもないし中途半端な位置づけでした。 小学生の時にコックリさんが流行ったけど、親指さがしは基本的にはそれと似てるような気がしました。 一種の都市伝説みたいなもんですね。 ただ親指さがしは、ある事をすると戻ってこれないんですけどね。 ホラー要素がたっぷりなんで凄いオチを期待したのですが、「なんやそれ」ってツッコミたくなるような、ありふれたオチでした。 これって原作とは違うらしいのですが、なんで原作を変えてまでこのオチにしたのか理解出来ないです。 脚本家の自己満足やったんかな・・・・。 なんにせよこのオチは最低です。原作のオチはどんなんか知らんけどこのオチよりは納得するはずです。 途中で何度となくオチの伏線があるけど、全て投げっぱなしなんですよ。 色々な伏線が全然一つの線にならないんですよ。点の状態なんでダメです。 伏線も全然いかされてないから観終わってから、そういえばあんなシーンがあったなってぐらいの印象しかないです。 松山ケンイチ以外の出演者の演技はイマイチでした。 三宅健はジャニーズファンにとっては嬉しいやろうけど、映画ファンからしたら全然嬉しくないです。 主人公を演じるにはちょっと演技力不足で、単調な表情が印象的です。 でも彼のファンなら楽しめるんでしょうね。 この映画では客寄せパンダって思われても仕方がないですよ。 期待してただけにその反動も大きかった映画です。 評価(1.7) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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