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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:イギリス映画
2006年 イギリス クライヴ・オーウェン ジュリアン・ムーア マイケル・ケイン キウェテル・イジョフォー ストーリーは、人類に最後の子供が誕生してから18年が経過した西暦2027年。原因がわからないまま子孫を生み出すことの出来なくなった人間には滅亡の道しかないのか。希望を失った世界には暴力と無秩序が際限なく拡がっていた。世界各国が混沌とする中、英国政府は国境を封鎖し不法入国者の徹底した取締りで辛うじて治安を維持している。そんなある日、エネルギー省の官僚セオは、彼の元妻ジュリアン率いる反政府組織“FISH”に拉致される。ジュリアンの目的は、ある移民の少女を“ヒューマン・プロジェクト”という組織に引き渡すために必要な“通行証”を手に入れることだった。最初は拒否したものの、結局はジュリアンに協力するセオだったが…。 ほんの10年後の未来の話やけど、この映画のように子供が生まれなくなってしまうって怖いですよね。 今は少子化といわれてるけど、このままさらに少子化が進むとこの映画のように子供がいない世界が出来てしまうのかな。 なぜ最初からこの話を持ってきたかと言うと、なぜ子供が生まれなくなったのかなどの説明が凄く不透明なんですよ。 伝えたい事は分かるのですが、あつぼうの頭では簡単に理解する事が出来なかったです。 ネタバレになるので書けないのですが、まだまだWHY?って尋ねたくなるシーンがありました。 答えがないので観てる人が答えを作る映画なんですかね。 この映画の映像はいいですよ。 近未来って感じが全然しないんです。まぁ~10年先の話やからそれほど変化はないと思うけどイギリスは凄い事になってましたね。 イギリス人以外は人間やないみたいな扱い方ってナチスドイツを見てるようでした。 戦闘シーンなどの長回しなどは臨場感があって良かったですよ。 動と静を巧く利用していました。 面白いのが今の世界では世界最高年齢の人が取り上げられたりするけど、この映画の世界では最後に生まれた人が大切にされるんです。 一番最後に生まれたってだけで有名人なんです。まぁ~調子に乗って当たり前ですよね。 ハリウッドのド派手なSFに飽きた人は、この映画を観るといいですよ。 それと音楽は素晴らしいですよ。 映像とミスマッチなのが逆に良くて、これを狙ってたなら監督は天才です。 評価(2.8) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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