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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2005年 アメリカ ジェイソン・ステイサム ウェズリー・スナイプス ライアン・フィリップ ストーリーは、シアトルのグローバル銀行を強盗グループが襲撃、人質を取って立てこもる。リーダーのローレンツは、ベテラン刑事コナーズを交渉役に指名。コナーズは前の事件で問題を起こし謹慎中の身だったが、警察幹部は若手刑事デッカーを相棒につけることを条件に復帰を認める。コナーズはさっそく現場に赴きローレンツとの交渉を始めるが、事態は一向に進展せず、ついに強行突入を決断、しかしSWATの身勝手な行動が混乱を引き起こし、犯人たちを取り逃がしてしまう。ところが、金庫からはなぜか何も盗まれておらず、ローレンツの不可解な行動に謎は深まるばかりだったが…。 複雑に見える現象も簡単な方程式で表せるというカオス理論を題材に、警察内部に精通した銀行強盗と、2人の刑事の攻防を描くクライム・サスペンス。 最後の最後までカオス理論ってものを理解出来なかったけど、結構楽しめました。 銀行に人質を取って立てこもるって設定が【インサイドマン】によく似てるけど、この【カオス】の方が先が読めない展開やし、テンポも早いのでオススメです。 今までこういうジャンルの映画って捜査をしていきながら2人の刑事が信頼を得て事件を解決するってパターンが多かったけど、そんなパターンはこの映画には関係なかったみたいです。 いい意味で予想を裏切る映画でしたね。 謎解き要素が多いので謎解きが好きな人は頑張って下さいね。 凄く細かいところまで凝っているんですよ。例えば壁のポスターとか、一回観ただけでは気付かない事も多いです。 オチを知ってみると監督が細部にまで拘ったのが分かります。 全ての出演者のアクが強いので誰が善人で誰が悪人か判断するのが難しかったです。 ラストに向けてドンデン返しの連発なんですが、最初のシーンから巧妙な伏線がひかれてるので気合を入れて観ましょう。 ジェイソン・ステイサムのアクション映画って事だけでも期待出来る映画なんですが、強盗役のスナイプスと新米刑事のライアン・フィリップスが良いスパイスになってます。 このキャスティングは本当に見事です。 ちょっと旬を過ぎたスナイプスとライアン君やけど、やっぱり演技はしっかりしてるし存在感がありますよね。 でもそれ以上に存在感があるのがステイサムです。 この人って善人役を演じてても、どこか陰のある悪人のような雰囲気がありますよね。 彼の次の映画【アドレナリン】も早く観てみたいです。 評価(3.5) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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