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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:アメリカ映画
2006年 アメリカ ミラ・ジョヴォヴィッチ ウィリアム・フィクトナー キャメロン・ブライト ストーリーは、21世紀末、新種のウィルスが蔓延、感染した人間は超人的な知能と運動能力を身につけるが、“ファージ”と呼ばれた彼らは感染後わずか12年で命を落とす運命にあった。ファージの能力を恐れた人間たちは、彼らの根絶を企て、政府によるファージ掃討作戦が開始される。追い詰められたファージは地下組織を結成、人間政府との激しい抗争を繰り広げる。やがて政府はファージ絶滅の切り札となる最終兵器の開発に成功する。ファージ側はその情報をつかむと、最終兵器強奪のため、最強の殺し屋ヴァイオレットを送り込む。かつて、感染した夫と子どもを政府に殺され復讐に燃えるヴァイオレットは、兵器の入ったケースを難なく奪い去る。しかしその直後、彼女は最終兵器がわずか9歳の少年であることを知るのだった。 あの【リベリオン】のカート・ウィマー監督とミラ・ジョヴォヴィッチ共演やから期待してみたけど、なんで【リベリオン】の後にこんな映画を撮ったのか凄く疑問に思いました。 【リベリオン】の出来が想像以上に良かったけど、この映画は想像以上に出来が悪かったです。 たぶん脚本にも問題があると思うけど、主人公の行動に共感出来ない部分もあるし世界観が把握しずらいです。 政府と地下組織のどちらが悪役かイマイチはっきりしないのも問題ですね。 子供がキーになるって展開はもう使い古されたパターンやけど、そこにオリジナルのスパイスを加えればいいのに、そのまま使ってしまっては、ただの二番煎じです。 原作のアメコミを読んだ事がないので、詳しい事は分からないのですが原作もこれだけ難しく描かれてるんかな・・・・。 アメコミ原作の映画ってCGが使われすぎるのは仕方がないけど、意味のないスローモーションを入れたりするのは観ている人が疲れるだけです。 これってあのシャーリーズ・セロンの【イーオン・フラックス】と同じです。 この映画の主人公ヴァイオレットは無敵すぎますよ。 スティーブン・セガールも真っ青の無敵ぶりで観ていてもドキドキしないです。 あまりにも無敵すぎると緊張感がなくなってしまいますよね。 やっぱり傷つきながらも子供を守るって展開が好きです。 唯一評価出来るのは武器がカッコ良かった事かな。 腕の中から拳銃や刀が出てくるのは観ていて面白かったです。 ミラ・ジョヴォヴィッチも同じようなジャンルの映画ばかり出演してますよね。 この後は【バイオハザード】の3作目が公開待機してるし、もう少し色んなジャンルの映画に出て幅を広げないと知らないうちに消えていくかも。 もうミラのアクションはお腹一杯って感じです。 評価(1.9) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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