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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2006年 アメリカ エド・スペリーアス ジェレミー・アイアンズ シエンナ・ギロリー ロバート・カーライル ジョン・マルコビッチ ストーリーは、遥か彼方の帝国アラゲイシアは、かつてエルフ、ドワーフが人間と共存する平和な土地だった。ところが今、帝国は邪悪なガルバトリックス王に支配されていた。辺境の村で叔父と暮らしていた少年エラゴンは、ある日森の中で青く光る石を見つける。しかしそれは、ドラゴンの卵で、やがてメスのドラゴン、サフィラが誕生する。エラゴンは、村の語り部ブロムからドラゴンとドラゴンライダーと呼ばれる種族がこの国を平和に統治してきた歴史を教わる。そんな矢先、暴君ガルバトリックスが新たなドラゴンの誕生を阻止しようと送り込んだ怪物によってエラゴンの叔父が殺されてしまう。エラゴンは、サフィラを守るため、そして叔父の仇を討つため、サフィラ、ブロムと共に旅に出るのだった…。 クリストファー・パオリーニの世界的ベストセラーを空前のスケールで映画化したファンタジー・アドベンチャー超大作。 この【エラゴン】を書き始めた時が15歳っていうからビックリです。 この映画の原作は、あつぼうが去年の10月に入院してる時に読んだですよ。 というのもこの本の分厚さは半端やないし、重すぎて持ち運びに向かないので入院中に読む事にしました。 原作は結構面白かったので、映画の方にも期待してました。 でもその期待は見事に裏切られたって感じましたよ。 全体的にコンパクトにまとめられてて、大切なところまで省かれてます。 登場人物の背景が薄っぺらいし、エラゴンの成長過程に深みがないです。 原作では手に汗握ってたけど、この映画は手に汗握る前に眠気と闘う必要がありました。 原作を知らない人が観ると、子供向けファンタジーとして楽しめるやろうけど、原作を読んだ人には物足りなさを感じる映画です。 原作ではエラゴンを助ける事になるマータグの秘密と葛藤を凄く巧く描いてるのですが、この映画では淡々としててマータグの正体を知ったときの衝撃が全然なかったです。 3部作の序章なんですが、これ以降映画化される気がしないですよ。 興行的にも大失敗やったし、たぶん続編を制作する事はないのかな。 原作ファンとして何が嫌やったかと言うとキャスティング。 過酷な審査を突破しエラゴンを演じたエド・スペリーアスにはオーラが全然ないし、荷が重過ぎました。 ダーザを演じたロバート・カーライルも年齢的にも違うような気がするし、どうやってキャストを選んだのか疑問です。 CGで作られたドラゴンの迫力は凄いですよ。 口から火を吹き敵を倒していく姿は爽快でした。 エラゴンとダーザがドラゴンの上に乗り闘うシーンはこの映画の一番の見せ場かな。 なんか全てにおいて中途半端やったのが残念です。 続編では王の竜との関係など面白い要素がいっぱいやのに・・・・。 という事でオススメは出来ない映画でした。 評価(2.4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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