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カテゴリ:海外文庫
フェリックスと異界の伝説3部作を勢いで読んでしまいました。 エリザベス・ケイが描く不思議な世界にハマってしまって図書館で3冊とも借りて2週間で読みました。 ハリーポッター人気のおかげで色々なファンタジー小説が翻訳されるようになったけど、最近ではちょっと飽和状態です。 よく似たストーリーや、よく似た展開が多いです。 このフェリックスのシリーズは人間界と異界の話なんですが、人間界では魔法なんて架空のものって思ってるけど、異界では科学が架空のものって思われてるのが面白いです。 これは生き物などでも同じで異界では象や馬などが伝説上の生き物なんですよ。 当然人間界ではケンタウロスやサイクロプスや不死鳥は存在しないですよね。 でも異界では存在しています。 ここらへんが今までのファンタジー小説と違った事です。 これからファンタジー小説も読んでみようかって思ってる人には入門編としてこのシリーズがいいかも。 展開も難しくなくて、それでいて退屈はしないぐらいです。 あつぼうにはちょっと物足りないって感じた部分もあったけど、それでも及第点はあげれます。 主人公のフェリックスは心臓病を患ってる少年なんですが、異界の魔法の力をかりて病気を完治出来るのか凄くドキドキします。 当然悪者も登場し、それがフェリックスに関わってくるから大変です。 異界で知り合った仲間達の力をかりてこのピンチを乗り越える事が出来るのか・・・・。 2巻目、3巻目と話は人間界をも巻き込んで、さらに壮大になってます。 残酷な描写もないし、子供に読ませても安全な本ですよ。 3冊連続で読むのはちょっとしんどいかも知れないので、とりあえずは1冊目を読んでください。 評価 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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