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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:邦画
2004年 日本 上野樹里 平岡祐太 竹中直人 白石美帆 小日向文世 谷啓 貫地谷しほり 本仮屋ユイカ ストーリーは、東北地方のとある片田舎の高校。夏休みのある日、13人の落ちこぼれ女子生徒たちは教室で数学の補習を受けていた。その時、補習組の一人、鈴木友子が高校野球予選の応援に行ったブラスバンド部の仕出し弁当が遅れて届いたことに気づき、弁当運びを口実に13人はまんまと補習を抜け出すことに成功する。だが道中、弁当は長い時間炎天下に晒されてしまい、それを口にしたブラスバンドの生徒たちは、次々と腹痛を起こして入院する事態となった。唯一難を逃れた拓雄は、次の試合までに即席のブラスバンドをつくることにするが、集まったのは補習をサボるのが目的の友子たち13人と、ちょっと変わった女子3人だけだった。そこで拓雄は、17人でも演奏可能なビッグバンドジャズをやろうと思いつくのだが…。 【ウォーターボーイズ】の矢口史靖監督がビッグバンドを組んでスウィング・ジャズの演奏にハマっていく女子高生たちを描いた青春音楽ドラマ。 青春映画としての出来は良いと思うけど、あまりにも安易に成長する過程が面白くなかった。 まぁ~練習の過程よりも、生徒達にスポットライトを当てたって思えばいいんやろうけど、素人集団があれだけの大舞台で演奏するまでに成長する過程って絶対に必要やったと思います。 この監督って【ウォーターボーイズ】の時も、成長する過程を描いてなかったですよね。 だから苦労して掴み取ったって気がしないし、急激に成長を遂げる生徒達に違和感も感じました。 でもほとんどの人はそういう事よりもテンポの良さや青春してる生徒達を見て良かったって思うんでしょうね。 映画の見方って人それぞれやから、面白いんやけど体育会系のあつぼうには物足りなく感じてしまった。 女子高生がジャズをするって設定が良かったですね。 あの【スウィング・キッズ】のようにサントラをオススメ出来るような選曲ではなかったけど、最後の演奏シーンは結構良かったです。 観ていてこっちの気分まで明るくなるようなシーンでしたね。 実際にどこまで演奏してるのか分からなかったけど、かなり練習はしたんでしょうね。 ジャズって事で谷啓さんが出演してましたね。 って分かってしまうあつぼうも年をとったもんです。 竹中直人はこの監督のお気に入りなんですかね。 【ウォーターボーイズ】に続いて先生役で出演してるけど、ちょっとワンパターンかな。 それでも彼にかわる役者がいてないのも事実です。 気軽に楽しむにはもってこいの映画でした。 評価(3.3) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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