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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:邦画
2006年 日本 松たか子 大泉洋 常盤貴子 ウエンツ瑛士 今井美樹 ストーリーは、ごく普通の小学5年生ワタル。平凡だった日常はある日突然崩れ去る。家族がバラバラとなってしまった現実を信じられないワタル。そんなとき、転校生ミツルの言葉を思い出す。それは、“幽霊ビルの階段の上に、運命を変える扉がある”というもの。ワタルは家族を取り戻したい一心でその扉の中に飛び込んだ。そこは剣と魔法の不思議世界“幻界(ヴィジョン)”。やがて“おためしの洞窟”に辿り着いたワタルは、体力平均、勇気最低、総合評価35点の判定を下され、“見習い勇者”としてこの冒険の旅を開始するのだったが…。 う~ん何とも物足りなさを感じる映画でした。 原作はとんでもなく分厚い本なんで通勤向きではないので読んでません。 たぶん原作はもっと面白いって思うけど、この映画に関してはそれほど面白いって思わないです。 説明不足になってるのか分からないけど、とにかく物語の背景も薄いから世界観がつかめないし、登場人物の魅力をいかせるような声優を使ってないのがダメですね。 やっぱり話題性重視で選んだ人たちよりもプロの声優を使った方がいいですよね。 ロールプレイングゲーム(RPG)を意識して作ってるらしいのですが、RPGはゲームやからこそ面白いものであって、映画にするには時間的にも無理があります。 主人公が敵を倒して色々な経験を積んで成長し最後には悪を倒すのがベースになるRPGやのに、最後まで本当の敵との関係が分からなかったです。 だから主人公を応援する気持ちになれなかった・・・・。 そうそうこの映画の見せ場が全く分からなかったですよ。 これぐらいのレベルなら映画にせずにテレビアニメで良かったと思う。 その方がもっと背景も描けて原作を読んでない人でも楽しめたのかも。 子供向けのアニメって感じやけど、今時の子供ってこんないい加減な作りでは楽しんでくれないですよ。 支離滅裂なテーマは大人にも子供にも楽しめないですね。 評価(1.5) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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