|
テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:アメリカ映画
2006年 アメリカ アル・ゴア ストーリーは、民主党クリントン政権下で副大統領を務め、2000年の大統領選挙では共和党ジョージ・W・ブッシュ候補と激戦を展開、前代未聞の大接戦と混乱の末に敗れ去ったアル・ゴア氏。その後は、自身のライフワークとも言える環境問題、とくに地球温暖化への対策の緊急性を訴え全米を中心に世界各地で精力的な講演活動を続けている。本作はそんなゴア元副大統領の講演活動の日々に密着、豊富なヴィジュアル素材と巧みなトークで分かりやすく構成された鮮やかな講演の模様を紹介するドキュメンタリー。 このドキュメンタリーの冒頭で「一瞬だけ大統領になったアル・ゴアです」って言うけど、このセリフは好きですよ。 たしかにあの大統領選で不正がなければ、大統領になってたのはアル・ゴアやったって言われてますからね。 もし仮にゴアが大統領になっていたらイラク戦争もなかったやろうし、これだけ世界が乱れる事もなかったかなって思わずにはいられないです。 次の大統領戦でヒラリー・クリントンに対抗出来るのは、この人ぐらいでしょうね。 環境問題について自分ではある程度理解してるつもりやったけど、自分の考えの甘さを再認識させられました。 地球温暖化によってどれぐらいの規模で被害が出るのか詳細に教えてくれました。 スクリーンにグラフや写真を使って温暖化について全然知らない人にも分かるように説明してるのがいいです。 こういう講演を世界各国でおこなってるのが彼の凄いところです。 特に公害大国の中国でこの講演をおこなった事には価値があると思います。 一人でも多くの人が地球温暖化という問題に興味を持って、個々が何かに取り組むきっかけになればいいですね。 あつぼうは、まだエコバックを使ったりしてるぐらいなんですが、何をしないよりはマシかな。 地球温暖化には色々な説があってゴア氏の解釈の全てが正しいとは思わないのですが、北極の氷が解けだしたり、世界規模での異常気象をみてると地球が悲鳴をあげてるように思えてきます。 以前ゴア氏のこの映画を批判してる学者がいてたけど、結局その人はゴア氏の揚げ足をとってるだけで地球温暖化について何も触れてなかったです。 地球温暖化についてはド素人のあつぼうやけど、今年の日本の暑さなど体験すると地球はおかしくなってきてるって思ってしまいます。 確実に平均気温が上昇してるのに、日本も国レベルで温暖化問題に対応するべきですよ。 こうやってあつぼうと同じようにこのドキュメンタリーを観て、地球温暖化について考える人が増えたはずです。 過剰反応してはいけないって言うかも知れないけど、このドキュメンタリーを観たら、そんな事はいってられないはず。 アメリカと中国がいつ温暖化対策をとるのかも問題やけど、まずは個々の意識改革も大切かな。 評価(3.9) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカ映画] カテゴリの最新記事
|
|