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テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:アメリカ映画
2007年 アメリカ マーク・ウォールバーグ マイケル・ペーニャ ダニー・グローバー ケイト・マラ ストーリーは、アフリカの小国エリトリアで相棒のドニーと偵察任務に就いていた米海兵隊の敏腕狙撃手ボブ・リー・スワガー。しかし、両軍の衝突が拡大、不測の事態に司令部は敵陣に取り残された2人を見捨てて撤収、混乱の中でドニーは命を落とす。3年後、スワガーは一線を退き、愛犬サムとワイオミングの山中で隠遁生活を送っていた。そんなある日、彼の元に退役したアイザック・ジョンソン大佐とその部下たちが訪ねてくる。そして、遊説を予定している大統領の暗殺が企てられていると語り、スワガーの経験から犯人が狙撃を計画している都市を特定してほしい、と要請してくるのだった。やがて、その都市をフィラデルフィアに絞り、演説の当日、現場で監視にあたるスワガーだったが…。 原作は『このミステリーがすごい!』で1位に輝くなど日本でも大きな話題を集めたスティーヴン・ハンターの傑作スナイパー小説『極大射程』。 ミステリー小説好きのあつぼうはこの原作の存在は知ってたのですが、刑事ものが好きなのでこの手のジャンルはパスしてました。 でも毎年『このミステリーがすごい!』で5位ぐらいまでに入る小説は本当に面白いのが揃ってますよ。 さて映画の方なんですが、結論から言ってしまうと予想以上の出来ではないでしょうか。 原作を読んでないので主人公スワガーをマーク・ウォールバーグが演じる事になんの違和感もなく、最後までハラハラドキドキしながら観る事が出来ました。 オープニングからスナイパーの凄さを見せつけられるけど、一流のスナイパーって1キロ先の標的の頭を打ち抜く事が出来るって知らなかったです。 そのためには風の強さや湿度までが影響してくるので緻密な計算が必要らしいです。 想像してください。1キロ先の人を撃てるなら日本では完全犯罪が成立しそうですよね。 それぐらい政府にとってもスナイパーは貴重な存在なんです。 罠にハメられたスワガーですが、奇跡的にFBIの手をくぐりぬけて逃げるのですが、その時にFBIの新人捜査官のニックに自分は無実って事を伝えます。 このニックを演じるのが【ワールド・トレードセンター】でも素晴らしい演技をしてたマイケル・ペーニャ。 どうみてもFBI捜査官には見えないのですが、まぁ~それはご愛嬌って事で(笑)。 事件の裏に陰謀があるって気付いたニックとスワガーは協力して真犯人を探すのですが、この2人のコンビって良かったですよ。 一流のスナイパーと新人FBI捜査官のコンビって今までになかったかも。 この映画のラストは賛否両論やろうけど、もしあつぼうなら同じ事をしてたと思うのであつぼうは賛成です。 小説はまだ何冊も出てるので、是非シリーズ化してほしいです。 個人的にはマット・デイモンのボーンシリーズより面白いって思いました。 評価(3.6) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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