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カテゴリ:海外文庫
その町では、夜12時になにかが起こる。アメリカの小さな町ビクスビー。転校生ジェシカの身に次々と起こる異変。秘められた力が目覚めるとき、何が起きるのか―?ミステリアスな新感覚ファンタジー第1弾。 最近のファンタジー小説ってちょっとワンパターン化してる部分があったけど、この本に関しては今までにない発想と展開で凄く新鮮でした。 1日は24時間ではなく25時間で、普通の人間では気付かないブルータイムという1時間が存在してるのが面白いです。 ブルータイムには美しい世界っていう反面、不気味な闇の生き物が存在しています。 この1時間の世界を体験する事を許された4人の若者たち、その若者たちにはそれぞれ特殊な能力を身につけています。 何事もなくブルータイムを楽しんでた若者たちやったけど、そんな時間はメリッサの登場で終わりを迎えます。 メリッサの存在を良く思わない闇の生き物たちがメリッサを殺そうと攻撃を開始します。 メリッサには闇の生き物を恐れさせる能力があると気付いた若者たちはメリッサを守ろうとするが・・・・。 これは今までの子供でも楽しめるファンタジーではなく間違いなく大人のファンタジーやと思います。 闇の生き物もグロテスクです。 メリッサの仲間となる若者たちもヒーローというよりはオタクって感じなんで、変な親しみがわきますよ。 個々の能力も、空を飛べたり、人の気持ちが様々な味となって読めたり、金属の武器を作ったり、闇の生物の痕跡が見える目を持ってたりするので面白いですよ。 メリッサを含めた5人の人間関係もどうなるのか楽しみです。 続編では全てがパワーアップしてるらしいので早く読んでみたいです。 評価 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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