|
テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2006年 日本 小橋賢児 柏原収史 松尾政寿 村野武範 藤岡弘 筒井康隆 土肥美緒 ストーリーは、2011年、原因不明の大規模な天変地異が起こりアメリカ大陸がわずか一週間で海に沈んだ。そして、その一週間後には中国大陸が、さらにはユーラシア大陸、アフリカ大陸が次々に沈没、数週間後には日本以外のすべての陸地が沈没してしまう。小さな日本列島に、世界中の難民が押し寄せる。日本に避難してきた各国要人は合衆国大統領でさえ日本の首相の言いなりにならざるを得ず、やがて日本人は特権階級としての地位を享受し始めるのだが…。 小松左京の【日本沈没】を元ネタに筒井康隆がブラックユーモアいっぱいに書き上げた伝説的パロディSFを【いかレスラー】【コアラ課長】の河崎実監督が完全映画化。 ハリウッドではヒット映画のパロディってよくありますよね。 【最終絶叫~】シリーズや【ホットショット】、そして【裸の銃を持つ男】など、ほんと面白おかしくパロディってますよね。 なんかこの手の映画って邦画では珍しいかなって思って新鮮な気持ちで観ました。 観終わった感想は、全然笑えなかったです。 これってこの監督のファンしか笑えないような作りなんかな。 こんなくだらない演出を真面目に演じてる俳優も凄いけど、この程度なら深夜番組でもじゅうぶんって思いました。 B級映画ならまだ許せるけど、これはB級ってレベルではないです。 これぐらいの映画なら学生の映画サークルでも撮れるかな。 とにかくあつぼうは全く面白いって思わなかった映画でした。 セットも昔の特撮を思い出させるぐらいでオイオイってツッコミたくなりました。 これが監督の狙いかも知れないけど、あまりにもショボイセットやったので・・・。 それにしても外国人に対する差別が凄かったですよ。 これって中国や韓国の偉いさんがみたら、またここぞってばかりに文句をつけてきそうです。 ハリウッドのオスカー俳優がブルーシートの小屋で生活してるシーンは凄かったけど、やっぱり本物のオスカー俳優がこの役を演じてたら、リアルで面白かったのに。 って思ったけどこれは叶わぬ夢ですね。 個人的には今年のワースト3には入ってしまうような映画やったけど、こういうのが好きな人もいてるでしょう。 評価(0.8) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|