|
テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2007年 日本 ウエンツ瑛士 井上真央 田中麗奈 大泉洋 間寛平 小雪 中村獅童 谷啓 室井滋 西田敏行 ストーリーは、妖怪世界で目玉おやじや猫娘たちとのんびり暮らしていた鬼太郎。そんな鬼太郎のもとに、人間界の小学生・健太が助けを求めてきた。彼が父・晴彦、姉・実花と暮らす団地では、テーマパーク建設のため、裏山の稲荷神社の解体工事が始まってからというもの、不気味な妖怪たちが出現し、住民たちを震え上がらせていたのだ。一方同じ頃、妖怪世界でも大事件に揺れていた。恐るべき魔力を秘め、地下深くに厳重に封印されていた“妖怪石”が忽然と消えてしまったのだった。やがてその妖怪石はひょんなことから健太と実花の手に渡る。妖怪石を狙う邪悪な妖怪たちの魔の手から姉弟を守るため、鬼太郎が立ち上がる。 あつぼうの世代が楽しんで見ていてアニメが、また実写になりました。 【デビルマン】の失敗例があるだけに凄く不安やったけど、これまた微妙な映画です。 オリジナルをテレビでみていた人達には色々と不満も出てくると思いますよ。 ストーリー的には映画化するにはスケールが凄く小さくて小粒やけど、キャスティングが見事でした。 特にねずみ男を演じた大泉洋は最高です。まさしくあれこそねずみ男ですよ。 それと猫娘の田中麗奈や子泣き爺の間寛平、砂かけ婆の室井滋など、他の人では考えれないぐらいハマってました。 目玉おやじのCGも違和感なくみれて良かった。 でもね最大の問題点が鬼太郎を演じたウエンツです。 あまりにも鬼太郎のイメージとはかけ離れていてガッカリです。 どうみてもウエンツにしか見えないのが哀しかった・・・。 あつぼうは次長・課長の河本ぐらいが演じた方が面白かったと思います。 何度か鬼太郎の左目が画面に映し出されるけど、これっておかしいですよ。 あの左目って目玉おやじになってるのに・・・。 なんか無理矢理、目玉おやじが生まれた理由を喋ってたけど、かなり無理がありましたよ。 それと無理に現代風にする必要はあったのかな。 鬼太郎が携帯電話を使ったり、ねずみ男がDSをしてるので、なんかオリジナルの雰囲気がぶち壊されてました。 さらに人間の女の子に恋をするし、万人受けするように作って逆に失敗した感があります。 これだけ原作の雰囲気がぶち壊されてるのに、よく水木しげる氏は映画化をオッケーしたものですね。 これは鬼太郎をみる映画ではなく、色々な妖怪を誰が演じてるのかで楽しむ映画かな。 子供達は妖怪もたくさん出てくるし、賑やかな雰囲気なんで楽しめると思います。 でも鬼太郎世代の大人には、楽しむよりも文句を言いたくなる映画ですよ。 評価(2.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|