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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2004年 アメリカ ジョシュ・ハートネット ラダ・ミッチェル ゲイリー・コール シーラ・ケリー ストーリーは、一見普通の青年ドナルド。しかし、彼はアスペルガー症候群という障害を抱え、平穏な日常生活を営むことが出来ずに悩んでいた。それでも同じような障害を持つ仲間たちとサポートグループをつくり定期的に集会を開くなど、社会に適応できる力を付けようとがんばっていた。そんなある日、その集会に新たなメンバーとして美容師のイザベラが参加する。思ったことをそのまま口にしてしまう自由奔放な彼女は、ドナルドとはまるで正反対の性格ながら、やはり同じ悩みを抱えていた。ドナルドはそんな彼女にたちまち魅了され、一方のイザベラも誠実なドナルドに好意を抱くようになるのだが…。 この映画で主人公ドナルドのモデルとなったジュリー・ニューポートさんの話って昔にテレビで観た事があったんですよ。 そういう事もあってもっと早く観ようと思ってたけど、ズルズルと今になりました。 ジュリー・ニューポートさんって映画【レインマン】を観た時に、自分自身がアスペルガー症候群と気付いたらしいです。 そんな彼と奥さまの素敵な話でしたよ。 この映画に登場するアスペルガー症候群の人達は症状は様々ですが、自分の置かれてる立場を理解していて前向きに生きていこうとしてました。 様々な症状ががあるけど、人って十人十色って言うからこの人達の個性でもあるわけですよ。 この人達は軽度のアスペルガー症候群って事らしいので、障害を持つ人をテーマにした映画と言うよりもピュアなヒューマンドラマとして観れました。 この人達は現代人がなくしつつあるピュアな心を持ってますよね。 実際あつぼうはアスペルガー症候群ってどういう病気なのか理解出来てないのですが、この映画を観るかぎり、なんでも言葉どおりに受け止めてしまうので人一倍純粋なのかなって思った。 純粋すぎるゆえにドナルドとイザベラは傷つけあってしまうんです。 イザベラが良かれと思ってドナルドの部屋を掃除するけど、整頓された部屋はドナルドにとっては恐怖であるからイザベラを怒鳴りつけてしまいます。 逆にイザベラが電話をしないでって言うと、電話をしたくても電話をしていドナルド・・・。 凄く純粋過ぎて痛々しいぐらいでした。 ぶつかり合っても愛を貫こうと努力をする2人の姿勢に感動し応援したくなりました。 この映画のタイトルにもなってる【モーツァルトとクジラ】なんですが、なぜこのタイトルになったのかエピソードがあるけど、凄く可愛いんですよ。 もうこのシーンだけで幸せな気分になれますよ。 ジョシュ・ハートネットは役作りのために実際にアスペルガー症候群の人達と交流したらしいです。 その成果もあり素晴らしい演技でした。 作品を重ねる事に成長していく素晴らしい役者やなって思いました。 評価(3.5) こちらがジュリー・ニューポートさんの本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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