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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2006年 日本 オダギリジョー 大森南朋 蒼井優 江角マキコ ストーリーは、100年前の日本。そこには、精霊でも幽霊でも物の怪でもない妖しき生き物“蟲”がいた。蟲は人間に取り憑き、不可解な自然現象を引き起こす。蟲の謎を紐解き、蟲に取り憑かれた人々を癒す能力を持つ者は“蟲師”と呼ばれた。自ら蟲を引き寄せる特異体質のギンコも、そんな蟲師の一人。日本中を旅しながら、各地で人々を癒してきた。ある時、彼は雪深い山の庄屋で、4本の異様な角が生えた少女・真火と出会い、彼女の病の原因を探る。その後ギンコは、蟲の力を文字に封じ込める不思議な女性・淡幽の体に変異が起きたとの報せを受け、彼女のもとへと向かうが…。 これって色々な人のレビューを読んでても、原作の評価は高いけど、この映画への評価はメチャクチャ低いです。 あつぼうは原作を読んだ事がないので較べる事は出来ないけど、この映画が面白くないって事だけは断言出来ます。 原作を読んでる人にはある程度の内容が把握出来ると思うけど、何も知らない人には結局何が言いたいのか分からないですよ。 あやうく途中で眠ってしまいそうになりました。 まず人物描写が薄っぺらすぎます。 主人公のギンコの悩みもイマイチはっきりしないし、江角マキコ演じる【ぬい】が何をしたいのかも分かりませんでした。 複雑な人間関係があるにもかかわらず、それを説明しようとすらしない傲慢な映画です。 だからあつぼうみたいに置き去りにされる人も出てくるわけです。 誰もが原作を読んでるとでも思って撮ってる監督に腹が立ちますよ。 結局のところ蟲って何かも分からなかったんです。 蟲が良いのか悪いのか・・・こんな事も理解出来なかったら置いてかれて当然ですね(笑)。 それとこの映画のセリフが凄く聞きとりにくいんですよ。 ボソボソと喋る声と、効果音の大きさが違いすぎてどうしようもなかったです。 どうやらセルDVDには日本語字幕がついてるようなんですが、なぜレンタルにはつけなかったんでしょうね。 これもセル版を売るための汚い戦略かな。 ギンコの髪型やけど、これって鬼太郎ですよ(笑)。 ウェンツの実写版鬼太郎と同じカツラを被ってるのかなって思えるぐらいソックリでした。 いや絶対に同じカツラや! この映画で良かったのは蒼井優の演技ぐらいですよ。 とにかく中身のないスカスカ映画やと思いました。 評価(1.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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