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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2006年 アメリカ ザ・ロック L・スコット・コードウェル レオン・リッピー ケヴィン・ダン ストーリーは、少年院からの出所後も再び犯罪を犯し命を落とす者もいるアメリカの少年犯罪。その現状を憂う少年院の教官ショーン・ポーターは同僚マルコムと共に、更生プログラムとしてアメフトを教えることにした。この取り組みを通じて責任感や規律などを身につけさせることが狙いだ。はじめは互いに反目し合っていたチームも次第に結束力を高め、やがて高校リーグに特別参加し、いよいよ試合に挑む。しかし結果は惨敗、チームはバラバラに。それでもショーンは、これをバネにチームを立て直そうと奔走するが…。 アメリカプロレス界の至宝、ロック様の映画もついに未公開になってしまう時代なんですね。 この映画はアメリカで初登場1位を獲得したヒット作やのに、どうもロック様は日本では集客力がないみたいで残念です。 でもこの映画は未公開にしておくのがもったいないぐらい良質の映画でしたよ。 悪ガキをスポーツによって更正させるって、よくあるパターンやけどこの展開が好きなんですよ。 さらに実話やって事が素晴らしいです。 実話が元になってる映画が多いけど、アメリカって映画になりそうな話がいっぱい転がってるんやなって思いましたよ。 まずに実話って事で驚いたのが、少年院のチームと一般の高校生のチームが同じリーグ戦で闘うのが凄いですよ。 これって日本では安全のためなどを理由に絶対に考えれないでしょう。 なによりも学校関係者が何かあってからでは遅いって思って拒否するでしょうね。 それを実行してしまうアメリカ社会って懐が深いと言うか寛大なんでしょうね。 アメリカの少年院でアメフトのチームを作るってなると、ギャングが多いので対立してて今にも殺し合いをしそうな雰囲気が漂ってます。 相手のチームに自分の身内を殺されたりした憎しみを抱えてるので、普通に考えたら同じチームでプレイするなんて考えれない事ですよね。 でもこういう少年達は負けることが何よりも嫌いなんで、試合で屈辱的な敗戦を喫する事によって意識が変わっていきます。 映画では初戦に負けた時に、みんなが悔しくて涙を流してるシーンがあるのですが、最後にオリジナルのドキュメント映像が流れるのですが、その時にも涙してるシーンがあったので本当に悔しかったんですね。 この悔しさが個人の意地やプライドを捨ててまでチームとしてまとまっていく事になるのですが、スポーツってほんま偉大やなって思いました。 敵対してる2人の少年がチームのために力を合わせるようになっていくシーンはちょっと涙が出そうでしたよ。 基本的にアメフトを知らなくても楽しめる映画になってます。 昨日レビューした蟲師なんか公開せずにこういう映画を公開してほしいもんです。 主演のロック様やけど、映画で観るたびに生え際が後退していってます。 だんだんコーンヘッズのオデコになってきてました(笑)。 評価(3.7) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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