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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:アメリカ映画
2007年 アメリカ ヒラリー・スワンク デヴィッド・モリッシー アナソフィア・ロブ スティーブン・レイ ストーリーは、かつてキリスト教の宣教師として活動していたキャサリンは、幼い娘と夫を失ったことで信仰を捨ててしまう。そして、宗教的な様々な“奇跡”を科学的に解明する専門家として、その道の第一人者となる。そんな彼女のもとに、小さな町ヘイブンで起きている不可解な出来事を解明してほしいとの依頼が舞い込む。調査を始めたキャサリンは、この町で起きている事件が旧約聖書の“10の災い”にそっくりなことに気づき、やがてそれが科学では解明できない現象であることを悟るのだったが…。 こういう聖書をテーマにした映画って、日本人には敷居が高いイメージがありますよね。 今までにも聖書やキリスト教についてもう少し知識があれば楽しめたのにって映画は少なくないです。 制作サイドが世界配給にするつもりなら、映画の中や特典映像で丁重に説明すべきやと思ってます。 この映画は場合は、今までの不親切なオカルト映画に較べると、かなり親切に説明をしてくれてます。 そういう点では凄く評価出来る映画ですよ。 【出エジプト記】や【十の災い】といわれても普通はピンとこないですからね。 ちなみに【十の災い】というのは、 水を血に変える 蛙を放つ ぶよを放つ 虻を放つ 疫病を流行らせる 腫れ物を生じさせる 雹を降らせる 蝗を放つ 暗闇でエジプトを覆う 長子を皆殺しする の災いです。 この映画では、科学では解明できないこれらの出来事が次々と起こります。 結構虫系が多いので虫が嫌いな人には耐えれない時間帯がありますよ。 特にウジやイナゴなどはかなり気持ち悪かったです。 最後のオチを見てから色々と考えると辻褄のあわないところも出てくるんですよ。 オカルト映画では謎が残ったまま終わるのが多いから仕方がないのかな。 これも聖書を理解してる人には解明出来ることなんかな。 そうそう謎の少女を演じたアナソフィア・ロブって14歳やけど凄い存在感がありましたよ。 ほとんどセリフがないけど目力があって目だけで演じれるんですよ。 アナソフィア・ロブは【チャーリーとチョコレート工場】で生意気な少女を演じてました。 美人やしこれからどんどん頭角を現してくるでしょうね。 なんで主役のヒラリー・スワンクの事が書かないかっていうと、こういう映画では彼女の良さが発揮されないと思ってるからです。 一歩間違えたら【ターミネーター】のリンダ・ハミルトンにソックリでしたよ。 この映画の公開時のキャッチコピーが【イナゴ少女、現る】でした。 正直ここまでくだらないキャッチコピーを考えたのがどんな人なのか知りたくなりましたよ。 確かにイナゴも少女も出てくるけど、だからってこんな安易なキャッチコピーはダメですよね。 作品としては可もなく不可もなくって感じでした。 期待せずに観ると普通に楽しめると思いますよ。 まぁ~ある程度【十の災い】を予習しておけばなおさら楽しめます。 評価(3.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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