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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:邦画
2006年 日本 須賀健太 篠原涼子 西村雅彦 北村一輝 安藤希 ストーリーは、漁港に近い小さな田舎町に暮らす9歳のわんぱく少年、花田一路。ある日、彼は自転車に乗っていてトラックと衝突する大事故に見舞われる。奇跡的に九死に一生を得た一路だったが、それ以来彼には幽霊たちの姿が見えるという不思議な能力が備わってしまう。そんな一路のもとには、様々な悩みを抱える幽霊たちがやって来ては願い事や相談を持ちかけるようになるのだった。すっかり困惑してしまう一路だったが、ある日、彼の前に実の父親だと名乗る若い男の幽霊が現われる。 数々の賞に輝いた一色まことの同名ロングセラーコミックの映画化って事を知らずに観たのですが、素直に楽しめた映画でした。 笑いあり感動ありの展開なんですが、単純やからこそ面白かったですよ。 ただ少しもったいないのが後半の展開。 前半はあつぼうの涙腺を攻撃してくるような話やったけど、後半になると幽霊同士が闘ったりしてSFっぽくなってしまったんですよ。 それもしょぼいCGを使った安物のVシネマを見てるようでした。 はっきり言ってこの【妖怪戦争】みたいなシーンがなければ、友達にオススメしたい映画になってました。 色々なエピソードが詰め込まれてるけど、運動会の借り物競争の話が一番好きです。 小学生の子供にあのお題はキツイやろうって思ったけど、やっぱりそうきたかって展開で感動してしまいました。 ほんとは詳しく書きたいけど、ここは観てない人にも観てほしいシーンなんでこれくらいに。 お父さん役の西村雅彦とお母さん役の篠原涼子が出会った時の話などもあるのですが、西村雅彦のロン毛が凄く気持ち悪かったです(笑)。 一歩間違えたら宅八郎でしたよ・・・。 須賀健太くんってホンマに演技が自然で巧いです。 【三丁目の夕日】でも良かったけど、恐るべき子役ですよ。 この映画の花田少年は、かなりのハマリ役でしたよ。 昭和にはこういう悪ガキが近所にいたものです。 家族の大切さや命の重みなどを教えてくれる映画でもあるので子供が大きくなったら一緒に観たいですよ。 ちょっと言葉遣いの悪いところは目をつむっておきましょう。 評価(3.7) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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