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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
今日はおかんの一周忌でした。 なんかアッという間の一年やったけど、去年おかんが亡くなった時にみんながコメントしてくれた言葉って、たまに読み返すけど凄く励みになり勇気をもらいました。 たぶんこの気持ちは一生忘れないと思いますよ。 ありがとうございました。 2006年 アメリカ メリル・ストリープ ウディ・ハレルソン トミー・リー・ジョーンズ ケビン・クライン リンジー・ローハン バージニア・マドセン ギャリソン・キーラー ストーリーは、ミネソタ州セントポールのフィッツジェラルド劇場。毎週土曜の夜、ここで長年に渡って公開生中継が行われてきた人気ラジオショウ「プレイリー・ホーム・コンパニオン」。この日も収録を前に、出演者たちが次々と楽屋入りする。下ネタいっぱいのカウボーイシンガー、ダスティ&レフティ、ベテランシンガー、チャック、カントリー・デュオのジョンソン姉妹。妹ヨランダは娘のローラも同伴させていた。一方、番組の保安係ガイは、劇場に現れる謎めいた美女の噂を口にする。そんな中、今宵も司会者ギャリソン・キーラーのいつもと変わらぬ名調子で番組はスタートした。実は、テキサスの大企業によってラジオ局が買収されてしまい、これが最後の放送になることが決まっていた。しかし、キーラーはなかなかそのことをリスナーに切り出せなかった…。 実在の人気ラジオ番組「プレイリー・ホーム・コンパニオン」をモチーフに、番組の名物司会者ギャリソン・キーラー本人が手がけた脚本を豪華キャストでロバート・アルトマン監督が映画化。 ロバート・アルトマン監督は、2006年11月20日にこの世を去ったのでこの映画が彼の遺作となりました。 カンヌ・ベルリン・ヴェネチアの3大映画祭でグランプリを獲得してながら、アカデミーでは5回のノミネートに終わってます。 ロバート・アルトマンといえば群像劇って思えるぐらい彼の映画は喜怒哀楽に満ちた人間模様を描き出してました。 この映画もその例外ではなかったです。 ただね遺作って事で、評論家の人達が持ち上げすぎてると思うんですよ。 今までのアルトマンの映画と較べるとちょっと劣ってるかなと言うのがあつぼうの正直な感想です。 公開ラジオ番組って見た事も聞いた事もないのですが、凄く懐かしい雰囲気で心温まる音楽に溢れてるんですね。 日本でもこの公開番組は聴けるらしいのですが、ラジオに詳しくないあつぼうは説明を読んだけどチンプンカンプンでした。 最終回を迎える公開ラジオ番組に出演する人達の表情が良かったです。 長年続いてきた放送が終わるって悲壮感はなく、終わりは全ての始まりって感じで生き生きとして最後のステージを楽しんでました。 個性的な面々やけど愛すべき人達でした。 この映画ではカントリーソングがメインやったのですが、これほどカントリーソングが心地いい映画もそうないですよ。 大阪生まれ大阪育ちのあつぼうが言うのもおかしいけど、この映画の音楽を聴いてると故郷を思い出すって感じです。 それにしても出演者はみんな歌がうますぎです。 特にメリル・ストリープの歌唱力にはビックリするし、ウディ・ハレルソンの歌詞の下品さにもビックリでした。 とにかくみんな楽しそうに歌うから観ている方も楽しくなってくるんですよ。 公開ラジオ番組のCMなどのシーンもあったけど面白いですよ。 言葉だけで商品の良さを伝えなければならないから大変ですよね。 群像劇って刺激のある会話やちょっとしたブラックユーモアがあると面白いですよね。 もうそれがないと群像劇の苦手な人は絶対に睡魔に襲われますよ。 この映画は群像劇の苦手な人は楽しめないかも。 今までのアルトマンのキレがないんですよ。 この映画では「死」がところどころで扱われてるけど、一つの死の場面で「老人の死は悲劇ではない」と語るシーンが印象的でした。 謎の美女(死神)の登場もあり、なんか観終わった時にアルトマンは自分の死を予期してたのかなって思いましたよ。 評価(3.6) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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