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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2004年 アメリカ ウィル・スミス ロバート・デ・ニーロ ジャック・ブラック アンジェリーナ・ジョリー マーティン・スコセッシ ストーリーは、オスカーはクジラの身体を洗う“ホエール・ウォッシュ”で働く小魚のホンソメワケベラ。口が達者でお調子者の彼は、いつかはこのリーフシティで一番になるんだ、と大きな夢を抱いている。一方、街の大ボス、ホオジロザメのドン・リノを父に持つベジタリアンのサメ、レニーはサメの生き方になじめず悩んでいた。そんなある日、オスカーはレニーの獰猛な兄フランキーに追いかけられるが、運良くフランキーは錨が刺さって死んでしまう。それを見ていたクラゲが、オスカーが殺したと勘違いしたのをいいことに、オスカーは“シャーク・キラー”を名乗り、街の人気者に。しかし、オスカーは嘘の名声を守ることに四苦八苦。そんな時、オスカーは仲間から離れて平和な暮らしをと願うレニーと出会い、彼らは自分たちの悩みを解決するためある計画を考え出すのだが…。 どうしても同時期に公開されてたピクサーの【ファインディング・ニモ】と比較されてしまうのは仕方がないけど、基本的には親子愛をテーマにしてる部分を除けばニモとは別物として観れるアニメです。 タイトルからしてサメが主人公って思うけど、この映画の主人公は間違いなく小魚のオスカーです。 ベジタリアンのサメのレニーも活躍するからこのタイトルになったんかな? この映画って人間の格差社会を魚で描いてたような気がしました。 貧しい生活をしながらいつか這い上がってやるって思ってるオスカーって、いつか六本木ヒルズで暮らしたるって野心を持ってる人とよく似てます。 嘘をついてでも手に入れた地位って失いたくないから守りにはいるけど、そうなると大切なものが何かって事にも気付かないようになるんですね。 貧しくても愛があれば大丈夫♪って思わせる映画です。 スピルバーグのドリームワークスが制作しただけあってオープニングのジョーズのテーマ曲は良かったですよ。 そのテーマ曲をサメ達が自分達のテーマ曲って事で歌ってるのがいいです。 あと魚の顔が声優をしてる豪華俳優達に顔にソックリなんですよ。 オスカーのウィル・スミスはソックリやったけど、一番ソックリで面白かったのがドン・リノ役のロバート・デ・ニーロ。 サメやのにデ・ニーロとホクロの位置まで一緒で、表情までがデ・ニーロでした(笑)。 そうそうマーティン・スコセッシ監督もハリセンボンのサイクス役で声優をしてるんですが、とにかく喋る喋る、これがあのスコセッシって思いますよ。 音楽の選曲のセンスは抜群でしたよ。 歌って踊る魚達を見てるだけでも楽しめるかも。 こういう遊び心が満載なのは評価出来ます。 でもストーリーはというと、ちょっと色々な映画を繋ぎ合わせたって感じがしてオリジナリティが感じれなかったです。 ベジタリアンのサメって設定は良かったけど、あんまりいかせてなかったかな。 うちの娘はサメが怖いので、一緒にこの映画を観れなかったのですが子供が観るにはちょっと凝りすぎてるような気がします。 ニモのように単純な方が子供受けはいいですからね。 たぶん俳優とキャラをソックリにした時点でターゲットは大人にしてるのかも。 評価(3.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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