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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2007年 日本 大沢たかお 伊東美咲 真矢みき 袴田吉彦 川島海荷 哀川翔 ストーリーは、ワールドカップでの勝利を夢見て、世界中を転戦する過酷な日々を送るプロ・ウィンドサーファーの飯島夏樹。妻の寛子はそんな夏樹を献身的に支え続けた。そしてついに夏樹はワールドカップでの初優勝を飾る。これを機に、2人はハワイに居を構え、4人の子宝にも恵まれた。しかし、やがて長女が10歳になる頃、突然の病魔が夏樹を襲った…。 2005年にガンのために亡くなった世界的プロ・ウィンドサーファーの飯島夏樹さんの半生を映画化したヒューマン・ドラマ。 実話を映画化してるだけあって、かなりあつぼうの涙腺を攻めてくる映画でした。 子供を残して逝ってしまう悔しさ、子供の成長を見届けれない悔しさ、同じ子供を持つ立場やからこそこの悔しさが伝わってきました。 自分が飯島さんの立場ならこれほど強くはなれなかったし、こういう運命を受け入れられずに葛藤し続けるような気がします。 うつ病とパニック障害を併発した飯島さんにとって妻の寛子さんは凄く大きな存在でした。 飯島さんの病名を知らされた時はショックで道路で座り込むほどやったけど、その後は全身全霊で飯島さんを支えてました。 周りの支えなどでうつ病とパニック障害を併発するのですが、こうやって周りで支えてくれる人がいてるって幸せなことですよね。 笑顔を絶やさず最後まで飯島さんの事を考えて支え続けてた寛子さんの姿って感動しました。 前半のウィンドサーフィンのシーン、中盤の病魔との葛藤、後半の残された時間の過ごし方どれも本当に良かったです。 予想以上に早い時間帯で病気が発見されるんですが、そこからはこの病気に対する家族の様々な思いが交差してました。 最初から飯島さんの運命が分かっていながら観てるのですが、それでもなんとか生き続けてほしいって思いましたよ。 いつ自分が病魔に蝕まれるか分からないけど、その時にはもっと何々をしておけば良かったって後悔だけはしたくないです。 映画の中で流れる桑田佳祐の「風の詩を聴かせて」がこの映画にピッタリでした。 エンドロールで飯島夏樹さんの写真とこの曲が流れた時には鳥肌が立つぐらい良かったです。 出演者達の演技も良かったです。 特に大沢たかおが巧いって思ったのですが、哀川翔の声の高さがメチャクチャ気になりました(笑)。 評価(3.8) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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