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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2006年 日本 石坂浩二 松嶋菜々子 尾上菊之助 富司純子 松坂慶子 萬田久子 奥菜恵 深田恭子 ストーリーは、信州の犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛が永眠した。佐兵衛には腹違いの3人の娘、松子、竹子、梅子がおり、それぞれに佐清、佐武、佐智という息子がいた。さらに、犬神家の屋敷には佐兵衛の恩人の孫娘である野々宮珠世も住んでいた。しかし、全員が固唾をのんで見守るなか公開された遺言状には、「佐清、佐武、佐智のいずれかとの結婚を条件に、犬神家の全財産を珠世に譲渡する」と記されていた。この予想だにしない事態に、一族の間で血で血を洗う惨劇が繰り広げられていく。事件の調査を開始した名探偵・金田一耕助は、次第に犬神家の血の系譜の裏にある大きな謎を解き明かしていくのだが…。 2008年2月13日肺炎のため死去した市川崑監督が1976年に大ヒットした同作を完全リメイクした話題作。 あつぼうが中学生の時ってこの映画の原作者、横溝正史や赤川次郎を読みまくってました。 横溝正史の作品の中でもこの犬神家の一族と八つ墓村はミステリーとしても面白かったけどホラー的な要素も含んでて読んでて怖くなった覚えがあります。 そんな犬神家の一族を大人になってまた観る事になるとは思ってなかったけど市川監督が亡くなったと聞いたから一応観ておこうって思いました。 完全リメイクって事で特に驚くような展開もなかったのが物足りなかったです。 なぜ今になってこの作品を完全リメイクする必要があるのか分からないです。 それとこれぐらい技術が進歩してる時代にあの菊人形の首はないでしょう。 これってオリジナルに忠実って事なのかも知れないけど、湖から足だけ出てるシーンでもマネキンって丸分かりでしたからね。 このへんが監督のこだわりなのかな・・・。でもこういうところがリメイクの意味がないって思うんですよ。 スケキヨのマスクだけが進化してましたね。 あれだけグニョグニョと動くマスクってこの当時にはなかったと思うけど、気持ち悪さを倍増させる小道具としては良かったですよ。 なんか邦画をあんまり知らないあつぼうが言うのも何やけど、キャスティングが納得いかなかったです。 石坂浩二の金田一はオリジナルと同じなんですが、オリジナルの若さの欠片もないですからね。 あの事件から30年後なら話は分かるけど、これにはちょっと無理がありましたよ。 それと頭をかくと落ちるフケも汚らしく感じました(笑)。 松嶋菜々子、奥菜恵、深田恭子の3人も下手くそやったし、熟女3姉妹も大袈裟な演技で一歩間違えたら極道の妻でしたよ(笑)。 この映画を観て思ったのは、全く新しい金田一シリーズを観たいです。 評価(2.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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