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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2007年 アメリカ ジョディ・フォスター テレンス・ハワード ナヴィーン・アンドリュース ストーリーは、ニューヨークでラジオ番組のパーソナリティを務めるエリカは、婚約者デイビッドとの挙式を間近に控えていた。そんなある日、2人は愛犬を連れた散歩中に3人組の暴漢に襲われ、デイビッドが命を落としてしまう。幸せの絶頂を目前に絶望の淵へ突き落とされたエリカ。そんな彼女とは対照的に、警察の事件への取り組みはおざなりだった。そこで彼女は、自分で我が身を守るしかないと一挺の拳銃を手に入れる。そしてある時、偶然入ったコンビニの中で銃殺現場に遭遇、自分も狙われたエリカはとっさに引き金を引くのだった。その瞬間、彼女の中で何かが目覚め、やがて深夜の地下鉄では恐喝してきた2人の悪党を躊躇なく撃ち殺すのだが…。 幸せの絶頂期に暴漢に襲われ愛する人を失ったら、あなたならどうします? あつぼうなら間違いなくこの映画のエリカ(ジョディ・フォスター)のように復讐を考えます。 ただこの映画のエリカは、かなり極端な行動に出るのですが、一度精神的にも追いつめられた人間ってこういうものなんかな。 コンビニでの銃殺も恐喝も正当防衛になるけど、少しちょっかいを出したら銃でパンって撃たれたらビックリしますよね。 でもそれぐらいエリカの負った傷というのは深いって事なんですよ。 悪党どもを殺していくにつれてエリカ自身も歯止めが利かなくなっていくのが怖いです。 殺しすぎるって意見もあったけど、自分が同じような目にあうとしたら彼女の行動は理解出来る範囲です。 製作者サイドも随所にエリカの暴行シーンを入れてくるので観ている人は、悪党は殺されても仕方がないって方向に導かれてるように思いました。 暴走していく彼女の中和剤的存在なのがマーサー刑事(テレンス・ハワード)。 もともと彼女のトークのファンであった彼が彼女と親しくするにつれて、彼女の行動に不信感を抱き始めます。 警察ならではの方法で彼女のアリバイを崩していきます。 ラストは賛否両論になると思いますよ。 あつぼうはこれで良かったって思うけど、CSIのグリッサムやホレイショがいたらちょっとねって思うラストです。 この映画って観る人を選ぶけど、復讐という行為に賛成出来ない人は嫌悪感をかんじるでしょうね。 【親切なクムジャ】さんの復讐にも賛同したあつぼうは、この映画のエリカの行動にも賛同出来ました。 でも映画として考えると、最終的に何を伝えたいのか、そして彼女が復讐する事によってどう変わっていくのか分からなかったのが残念です。 もっとエリカの心情を深く掘り下げてたら色々と伝わってきたのかな。 そうそうジョディの婚約者役は【LOST】のサイード役でお馴染みのナヴィーン・アンドリュースでしたよ。 これって【LOST】ファンにとっては嬉しかったです。 ジョディとのラブシーンもあるし凄く役をもらったんですよ。 評価(2.7) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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