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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2006年 アメリカ 横田滋 横田早紀江 増元照明 横田哲也 ストーリーは、1977年11月15日朝、いつものように学校へ出かけた当時13歳の横田めぐみさんが忽然と姿を消した。以来、手がかりを得られないまま、娘の無事だけを祈り続け、娘を取り戻すための果てしのない闘いを続けてきた横田さん夫妻。そして、ついに北朝鮮工作員による“拉致”という驚愕の事実が明らかとなる。国家や政治家の思惑が絡むことで横田さん夫妻の闘いはさらなる困難に直面してしまう…。 今でこそ日本でも認知されてる拉致問題。 しかしほんの数年前までは拉致被害者の家族と政府だけの問題のように扱われていました。 それが拉致被害者の家族のみなさんの地道な努力が政府を動かし、北朝鮮に拉致を認めさせ5人の拉致被害者の方々が帰国するまでに至りました。 でも拉致被害者の家族にとっては、これはスタートでしかないです。 いったい何人の日本人が拉致されたのか未だに正確な数字は把握出来てないと聞いてます。 その中の5人しか日本に帰ってきてないのが事実。 残りの人達の安否は北朝鮮側が発表した事故死、自殺等の不可解な死ばかり。 こんな嘘を重ねる国やからこそ、拉致被害者の家族の方々は自分達の家族が生存してるって確信出来るんでしょうね。 最近ではニュースでも取り上げられなくなってきた拉致問題やけど、この問題がある限り日本は北朝鮮と国交を正常化するべきではないし、さらに経済制裁を続けるべきです。 このドキュメンタリー映画もアメリカ人のジャーナリスト夫妻が、横田さん夫妻の愛と勇気に心打たれフィルムを回し始めたんですよ。 本来なら同じ日本人がこのドキュメンタリーを撮るべきやけど、こうやってアメリカの人の心まで動かすぐらい横田夫妻の努力が認められたって事です。 もし自分の子供や兄弟が突然行方不明になったらって考えただけでもゾッとしますよね。 横田めぐみさんが行方不明になった直後に公開テレビ番組で捜査をしてるシーンなどもあったけど、この時にはまさか拉致されてるとは思わないですからね。 娘は家出をするような子ではありませんと言って懸命に探し続ける横田夫妻の姿に涙しました。 横田めぐみさんは絶対に生きてると思うし、その他の拉致被害者の方も生きてますよ。 なんとしてもこの問題を解決して拉致被害者の方々が帰国出来る日が来る事を祈ってます。 最後に一番拉致被害者の多い韓国がこの問題を大きく扱わないのが不思議です。 拉致被害者の人達の声を聞かずに表面上だけ北朝鮮と仲良くしてるんでしょうね。 評価 (3.7) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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