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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:アメリカ映画
2007年 アメリカ ミラ・ジョヴォヴィッチ マイク・エップス オデット・フェール ストーリーは、ラクーンシティでの惨劇から数年後、T-ウィルスの感染は世界中へ広がり、人類はアンデッドへ、地上世界は砂漠へと化していた。さらに、アンブレラ社では“アリス計画”が始動し、アリスのクローン実験が繰り返されていく。そんな中、独り世界を彷徨うアリスは、アラスカが感染の及んでいない安息の地だと記されたノートを手に入れる。やがて、離ればなれになっていたカルロスたちと再会、そしてクレアと彼女が率いる武装集団も新たな仲間に加わり、一行はアラスカを目指すことに。そこでアリスたちは、燃料や食料を確保するため荒涼のラスベガスへ向かうのだが…。 ゲームの世界を忠実に描き出した1作目に較べると、もうほとんどゲームの世界観が残ってない完結編です。 そうなるともうバイオハザードではないので、ただのゾンビ映画と違いがなかったです。 かなり映画版が一人歩きしだしてるって感じです。 唯一ミラ様の存在だけが救いなんですけどね。 でも話がここまで大きくなると当然の如くミラ様も強くなっていて、ほとんど無敵状態です。 セガールか無敵状態のマリオのような強さでゾンビを蹴散らしていくのですが、あまりの強さに緊迫感がなかったです。 相変わらず彼女の動きはスタイリッシュでカッコいいのですが、それだけでは映画館にお金を払って観に来てる人達は満足できないでしょうね。 それとミラ様の仲間がゾンビに襲われたりするけど、ミラ様以外のキャラの描き方が大雑把なんで誰が死んでも悲しくもないし可哀そう~とも思わなかったです。 死んでいったみんなは犬死って感じでそれほど観客の記憶にも残らないですよ。 こういう映画って密室や暗い所で展開されるから怖さが伝わってくるけど、明るい砂漠でゾンビと戦っても何か怖さが伝わってこないです。 まず砂漠って設定に無理があったのかも。 200X年・・・って北斗の拳のナレーションが流れてきそうな雰囲気でした(笑)。 今回はカラスのゾンビが登場してくるけど、ヒッチコックの【鳥】を彷彿させるぐらい気持ち悪いシーンでした。 ゾンビの肉を食べたカラスがゾンビカラスになるのって当たり前やったけど、この映画を観るまでそんな事は考えつかなかったです。 って事はゾンビの死体に寄生した蠅などもゾンビ蠅になってるって事やから、想像しただけでも気持ち悪いですね。 バイオハザードシリーズもこれで完結って事になってるけど怪しいなぁ(笑)。 評価(2.5) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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