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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:アメリカ映画
2005年 アメリカ トミー・ザ・クラウン タイト・アイズ ドラゴン ミス・プリッシー 研ぎ澄まされた肉体を激しく振り動かして踊る最先端のダンス・スタイル“クランプ・ダンス”に人生を掛ける人々の姿を活写した長編ドキュメンタリー。全米でもっとも危険な地区とも言われるLAのサウスセントラル。犯罪と暴力に溢れ、死と隣り合わせのこの街で、若者たちが生き残る唯一の手段、それが“クランプ・ダンス”だった。本作は、そんなクランプ・ダンスを通して子どもたちに生きる意味を教えるトミー・ザ・クラウンの活動と、彼が主催するダンスバトル大会の熱気をヴィヴィッドに映し出していく。 冒頭でこの映画のダンスシーンは早送りではありませんってテロップが出ます。 なんでこんなテロップが出るんかなって思いながら観てたのですが、クランプ・ダンスを観て納得しました。 人間がこれだけ速くそして激しく動けるものなんやって感動しましたよ。 黒人がもつリズム感が可能にしたダンスやと思うけど、怒りをダンスにぶつけてるように思えるぐらい激しくて熱いです。 全米でも屈指の治安の悪さを誇るサウスセントラルに生きる若者たち。 この街は死ぬか刑務所に入るかと言われるぐらい危険な街なんですが、トミー・ザ・クラウンが若者に新しくクランプ・ダンスという選択肢を与えます。 トミーの下でダンスを踊ってる若者達も、トミーと出会う前まではギャングに入ってたり薬に溺れたりという生活をおくってきたのですが、クランプ・ダンスとの出会いが彼らの意識に変化をもたらせます。 ダンスを踊るピエロとして子供の誕生日パーティなどに参加し、大勢の子供達に笑顔をプレゼントするまでに変化します。 この映画に登場するダンス大会は凄かったですよ。 年齢や男女問わず激しく踊って対決するバトルは必見です。 相手をダンスで挑発したりするけど、あくまで相手もダンスで返してくるんですよ。 ダンスに出会ってなかったら間違いなく銃を抜いてたのかなって思った。 若者にダンスを教えたって事だけではサウスセントラルの治安が劇的に良くなる訳ではなく、撮影中もダンサーを夢見ていた若い女の子が歩いてるところを狙撃されて死亡するという事件がありました。 彼女には何の罪もなく、一緒にあるいていた男の友達の従兄弟か親戚かに問題があっただけなんですよ。 普通に街を歩いていて命を落とす人が多いけど、自分達の故郷という事で引っ越す人が少ないのにもビックリしました。 【クラップダンス】 ちょっとだけダンス大会の映像があったのでアップしておきます。 評価(3.3) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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