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テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:アメリカ映画
2006年 アメリカ リーヴ・シュレイバー ジュリア・スタイルズ ミア・ファロー シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック ストーリーは、6月6日午前6時、イタリアの病院でアメリカ外交官ロバート・ソーンは悲しみに暮れていた。妻キャサリンが産んだ子どもは、直後に死亡してしまったのだ。同じ時刻、この病院でもう一人の男の子が生まれる。母親は不幸にも出産と同時に息を引き取る。ロバートはこの男の子を我が子として引き取りダミアンと名付けると、実の子と変わらぬ愛情で育てるのだった。しかし数年後、ダミアンの周囲では不可解な死が次々と起こるようになる。そしてある日、一人の神父がロバートのもとを訪れ、ダミアンにまつわる恐るべき事実を告げるのだった…。 70年代後半に一世を風靡したオカルト・ホラー【オーメン】をリメイクしたのが本作です。 1000年に一度しか訪れない6が3つ並ぶ日、06年06月06日に世界同時公開が実現した事で話題にもなりました。 ただこの日を狙いたかったからリメイクが決定したのかなって深読みしてしまいました。 これだけの話題作をリメイクするのって批判もかなり多かったでしょうね。 映画全体を通してオリジナルを超えようって気持ちが伝わってこなかったです。 忠実にリメイクしたらそれでいいかって雰囲気なんですよ。 ただ少しずつ現代風にアレンジしてるところはあるのですが、それが良かったとは言えないんですよ。 オリジナルではダミアンが家の中で三輪車をこいで母親に向かって行くんですよ。 この時のちょっとサビついたような三輪車の音が凄く不気味で怖かったのを覚えてます。 それがリメイク版ではキックボードに変更されてました。 ここは絶対に三輪車のままにしておくべきやったと思います。 それとグロさが控え目になってました。 オリジナルの顔をしかめてしまうようなグロさがなくなってたのが残念です。 オリジナル版の「アヴェ・サタニ」が本編中で使われてなかったけど、これはなぜ?って思いました。 あの悪魔を崇拝するような音楽が使われてなかったら、はっきりいって【オーメン】とは言えないですからね。 映画って音楽が大切やからもう少し考えて欲しかったです。 新しいダミアン役に選ばれたシーマス・デイヴィー=フィッツパトリックは悪くはないけど、目に力がなかったです。 あの目だけで相手を怯えさすダミアンを演じれる子役って少ないと思うけど・・・。 一番のミスキャストは母親役のジュリア・スタイルズでしょう。 あのファニーフェイスがこの映画にはミスマッチでしたよ。 恐怖にひきつった顔ですら笑ってるように見えてしまいますからね。 オリジナルのようにラストは続くって感じで終わるけど、まさか【オーメン2】までリメイクしないやろうなぁ~。 ネタ不足のハリウッドならやりかねないですよね(笑)。 評価(2.6) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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