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テーマ:DVD映画鑑賞(14214)
カテゴリ:アメリカ映画
2007年 アメリカ レイ・ウィンストン アンソニー・ホプキンス ジョン・マルコビッチ ロビン・ライト・ペン アンジェリーナ・ジョリー アリソン・ローマン ストーリーは、古代デンマーク。戦士ベオウルフは、時の王フロースガールの命によって、人々を襲い続ける呪われし巨人グレンデルの討伐に立ち上がる。そして激戦の末、グレンデルを見事に打ち負かすのだった。しかし、平安が訪れたのも束の間、ベオウルフの部下たちが皆殺しにされる。それは、魔性なグレンデルの母による仕業だった。さらにはベオウルフも冷酷で妖艶な彼女の魅惑に引き込まれ、彼女を愛せば永遠の力を持つ王になれる、という悪魔の誘いを受け入れてしまう。はたして、突然命を落としたフロースガールの後継者として王の座に就くベオウルフ。だが、やがてある時、ドラゴンが現われ、民衆を襲撃し始める…。 とにかく今までに観た事のないような幻想的な世界が実写とCGを融合させた革新的な技術で 描かれてるのには感心しました。 ロバート・ゼメキス監督が【ポーラ・エクスプレス】で使った技術やけど、この映画ではその技術がさらに進化していて全く新しい世界観を観客に観せてくれたと思います。 この映画はこの技術を楽しむための映画でした。 フルCGアニメにする事も出来たやろうけど、そこはゼメキス監督のこだわりなんでしょうね。 ゼメキス監督もこの映像に力を入れたと言ってるとおり、映像に全力投球したはずです。 そのためか肝心のストーリーが単調でありきたりの内容になってました。 まぁ~原作が英文学最古の文献のひとつとされる英雄ベオウルフの冒険物語やからかな。 内容が男の欲望、願望など欲をテーマにしてるから子供向きではないので一緒に観るのは避けた方がいいかな。 テレビのCMなどでアンジェリーナ・ジョリーの妖艶な姿が映ってたけど、映画全体を通してみたら別にアンジェリーナ・ジョリーでなくても良かったかな。 もっと妖艶に演じれる女優さんもいてるはずやけど、集客率をあげるには彼女の名前が必要やったのかも。 個人的にはひっそりと登場してくるアリソン・ローマンが好きなんですよ。 彼女の演技力はもっと評価されてもいいはずやのに、どうも扱いが低いです。 でも久しぶりに彼女に会えたからオッケーです。 異形のモンスターやドラゴンが登場してくるのでゲームのRPGのような雰囲気がありますよ。 そのモンスターやドラゴンに闘いを挑むのがベオウルフの凄いところなんですが、モンスターとの戦いでは素手でしたからね。 仮に本当は剣を使って勝ったとしても語り継がれるのは素手で倒したって事になってるんですよ。 こうやって伝説が生まれ話が一人歩きしていくんでしょうね。 可もなく不可もなくって感じの映画やったけど、映像は迫力があるのでオススメです。 ちょっと薄っぺらい内容に我慢できたらかなり楽しめるかも。 評価(3.2) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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